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杉原千畝スギハラチウネ

3.7点

監督：

出演：

唐沢寿明、小雪、ボリス・シッツ、アグニェシュカ・グロホフスカ、ミハウ・ジュラフスキ、ツェザリ・ウカシェヴィチ、塚本高史、濱田岳、二階堂智、板尾創路、滝藤賢一、石橋凌、アンナ・グリチェヴィチ、ズビグニェフ・ザマホフスキ、アンジェイ・ブルメンフェルド、ヴェナンティ・ノスル、マチェイ・ザコシチェルニ、小日向文世

ジャンル：

邦画 / ドラマ

スポットレンタル価格：55円(税込・送料別)help

日本人外交官・杉原千畝の半生を唐沢寿明主演で映画化したドラマ。リトアニアの領事館に外交官として赴任した杉原千畝。第2次世界大戦が勃発し、ナチスに迫害されて国を追われたユダヤ難民に、千畝は危険を顧みず独断で日本通過ビザを発給する。

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この作品には、Blu-ray版もあります: 【Blu-ray】杉原千畝スギハラチウネ

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杉原千畝スギハラチウネの作品情報

（作品情報に関するお問い合わせ）

レンタル開始日：

2016-06-02

制作年：

2015年

制作国：

日本

品番：

PCBP-73477

脚本：

鎌田哲郎、松尾浩道

音楽：

佐藤直紀

収録時間：

139分

メーカー：

ポニーキャニオン

音声仕様：

オリジナル：ドルビーデジタル5.1ch／ドルビーデジタルステレオ、日：ドルビーデジタル5.1ch／ドルビーデジタルステレオ

特典：

予告、CM集

色：

カラー

字幕：

日

画面サイズ：

シネスコ

作品についているタグ

（タグ一覧）

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杉原千畝スギハラチウネのレビュー

現在7件のレビューが投稿されています。

レビュー総合評価

★4つ (3.7点)

評価分布

星5つ: (1)
星4つ: (3)
星3つ: (3)
星2つ: (0)
星1つ: (0)

作品の印象

作品の印象グラフ

4点 2016-09-24 KOーちゃん (114)

日本のシンドラーの代名詞を持つ杉原千畝の活動、いや活躍に感動した。戦争の時代はどうしても戦果を挙げた軍人が目立っていたものだが、平和の時代だからこそ彼が脚光を浴びるんだとつくづく思う・・・。

3人が参考になったと評価しています。

4点 2016-06-18 ryugen (4355)

最近の歴史の教科書では取り上げられるようになったらしいが、私は杉原千畝
という人物をよく知らず、この映画で初めて深く知ることができて大変有意義
であった。そして外交官としてのキャリアより、彼が一人の人間としてあるべ
き行動をとった勇気に深く感動した。ただ、彼を「東洋のシンドラー」と呼ぶ
コトに異議はないが、この映画が「日本版シンドラーリスト」というには、そ
のドラマ性において比較にはならないと思う。あくまで称賛されるのは彼の人
物像であり、この映画そのものは普通の伝記ドラマ。確かに唐沢寿明の熱演は
良かったし、泣けるようなシーンもいくつかあるのだが、全体的に戦時中であ
るという緊迫した雰囲気の演出が今ひとつであるため、ユダヤ難民たちにして
も領事館側にしても切迫した事態、勇気ある決断という感じが伝わってこなか
った。そのあたりが非常に残念である。映画に★３つ。杉原千畝という人物に
★１つを加え、★４つとしておく。

3人が参考になったと評価しています。

3点 2017-04-23 いづみ屋 (2832)

杉原千畝は、戦前、日本がナチスドイツと同盟を結んでいた第二次世界大戦直前に、駐リトアニア領事として、避難民であるユダヤ人たちに、日本を経由する通過ビザを多数発給し、それにより多くの人命を救った人として知られる。その決断に至る迷いや苦悩を描いた、というよりも、杉原の昭和時代の初めくらいから戦争が終わるまでの伝記的事跡を、ダラダラと時間の順番を追って再現ドラマ風に描いた映画で、あまり面白くない。映画を見ると杉原は、ソビエト連邦の情報収集を専門としたノンキャリアの外交官であり、不可侵条約のあった独ソが1941年6月に開戦することを早くに見通していたといった有能さをもっていたようだが、そういうことは今では大して重要でなくて、あのビザの発給がどういう信念と決断のもとになされたのか、ということが映画にすべきことだと思うのだが、それは表面的にしか語られていなかった。外交官や軍人が一堂に会するパーティーのシーンがいくつかあるが、ヴィスコンティやベルトリッチなどの映画におけるそのようなシーンの壮大さ、重厚さに比すべきもなく、終始電子紙芝居を見ているようだった。

2人が参考になったと評価しています。

3点 2017-03-30 茶雅丸 (1718)

多くのユダヤ人を救う命のビザを発給した日本人外交官の物語。INリトアニア。

下地となる題材が優れており過去にオンエアされたTVドラマ版と共に感動作である。

あらましは知ってはいたが本作を通じて改めて杉原千畝という人物の生きざまを考えさせられた。

難点をいえば、汽車が発車するというのにビザを書き続けた切迫感や焦り、あるいはビザを求めて
殺到したユダヤの人々に対応しきれない杉原氏の謝罪の弁や内心忸怩たる思いを伝えきれていない
ように感じた。

前半のスパイものみたいなシーンも余計な感じを受けた。

終戦後。杉原氏は本国の命に背いたということで国賊との罵りを受けたはずだが、批判に関して
は省かれており、おおむね映画は美談といえそう。

2人が参考になったと評価しています。

3点 2016-11-01 オトキチ (4373)

杉原千畝についてはＴＶドラマや特番で何度か見たことがある。本作は映画であるだけにそれらよりは広く描いていて、優秀な諜報員であったことにも尺を割いている。過去作ではビザは独立した書類で、用紙が足りなくなり、最後には手帳の頁を破って書き続けた場面があったが、本作ではパスポートへの裏書である。事実はどちらだったかはわからないが、演出としては過去作のほうが緊迫感があった。外交官の常でパーティーが多いのはわかるが、戦争の悲惨さと並行して描かれるとなんだかなでもあり、あえてそうしたのかもしれないが、本作は全体的に平板な作りとなっている。善人も悪役も型通りでわかりやすいが深みはない。ＢＧＭも安手で耳障りだった。

2人が参考になったと評価しています。