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夜明けまでバス停で前半は、重く、暗く、しんどいお話で、観ていて気が滅入り、胸の中がどよ〜んとなった。まあこういう境遇の人もいるけれどなあ、ここまで描かんでもと思ううちにコロナ禍が背景から前面に出てきて、そして後半になる…(続きを読む)オトキチさん前半は、重く、暗く、しんどいお話で、観ていて気が滅入り、胸の中がどよ〜んとなった。まあこういう境遇の人もいるけれどなあ、ここまで描かんでもと思ううちにコロナ禍が背景から前面に出てきて、そして後半になると左翼が泣いて喜び、右翼が憤死する展開に、……というのは語弊があるが、実は極左も極右も「現状をよしとしない」という一点で共通しているのであり、互いにシンパシーを抱いているのである。当人たちは気づいていないかもしれないが。ゆえに左翼まるだしの与太話であっても「破壊せよ」のテーゼは響きあうのだ。左に行くか右に転ぶかはそのときの偶然、たまたまの結果に過ぎない。しかしいまは左と右だから手は握れない。愚かなるかな。エンドロールの映像は初志貫徹のその意気やよしと受け取っておこう。
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監視者たち面白かった。犯人の割り出しを専門に行なう「監視班」チームのお話なのだが、常人離れした観察力や記憶力を持つ班員たちの人間力と、IT機器を駆使した科学捜査力とが両輪となり犯人に迫ってゆく。それにしても「防…(続きを読む)オトキチさん面白かった。犯人の割り出しを専門に行なう「監視班」チームのお話なのだが、常人離れした観察力や記憶力を持つ班員たちの人間力と、IT機器を駆使した科学捜査力とが両輪となり犯人に迫ってゆく。それにしても「防犯カメラにあやしい人物が映っている→まち中のカメラの膨大な映像データから当該人物を割り出す」これをAIが瞬時に行ない、その人物の行動範囲をこれも瞬時に把握する。ひと昔前なら近未来SF映画の話だったが、いまはこれが現実になされているのだろう。いやはや、である。緊張感があり引きつけられた。
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イヤー久しぶりに面白い映画に出会えた。どんでん返しも絶妙で文句なく楽しめました。
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夜明けの夫婦人にはそれぞれ好悪の感情とか信条とか偏見とかがあるから、自分は「嫌韓」であるとか韓国人が許せないと思う人は不愉快になるだけだから見ないほうがいい。R18+作品で、ポルノ映画風なものだが、それは観客を呼…(続きを読む)いづみ屋さん人にはそれぞれ好悪の感情とか信条とか偏見とかがあるから、自分は「嫌韓」であるとか韓国人が許せないと思う人は不愉快になるだけだから見ないほうがいい。R18+作品で、ポルノ映画風なものだが、それは観客を呼ぶためと周囲から上映が不可能になるような余計な反感を買わないための趣向であり、もっとも言いたいことは在日韓国人同士であるさらと友人李そじんが韓国語で交わす会話での、自分たちは差別を受け続けてきたが、官製ヘイトもあったりしてそれがますますひどくなった、もういやだ、という嘆きの声であると思った。演劇プロデュースユニット「城山羊の会」を率いる山内ケンジ監督による「純粋社会派深刻喜劇」シリーズ第一作。「ポルノ映画風」といっても脱いでいるのはヒロインさら役の鄭亜美だけ(もっとも、はさらの義父岩谷健司と夫泉拓麿がいささか意味不明にスッポンポンになっている)であり、鄭亜美は、まあ絶世の美女とか抜群のスタイルとは言いがたいかもしれないのだが、しかしその重責を担う心意気を良しとしたい。劇作の映画化ではなく、むしろ城山羊の会の公演に出演してきた盟友といえる俳優たち(有名俳優になった岡部たかしもチョイ役で出ている)をアテ書きしたという脚本は、どのやり取りにも、無意味だったり不要なものはないと感じさせ、前半の喜劇調からファンタジー風、現実化幻想か不明になってしまうような後半に転調するところを含めて見事だった。撮影は主として山内ケンジ監督の東中野の実家(現在は監督自身も住んでいる)を使った超低予算自主制作映画ではあるが、というか、そうであるからこそできたトンガリぶりに感動した。同じく鄭亜美、岩谷健司、泉拓麿、岩本えりなどが再結集し、山内邸を舞台に撮影した純粋社会派深刻喜劇シリーズ第二作「アジアのユニークな国」が、東中野ポレポレで2025年6月28日公開以来異例の長期上映を続けてきている。こちらは、故安倍晋三総理が大好きである、ファンだったという人は見ないほうがいい作品である。
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何年たっても心に残っている
作成者:ねこのにくきゅうさん何年かしてからまた見たくなる。時々ふっと何かのシーンを思い出す。感動したり、癒されたり、希望がもてたり、見終えたあとの切なさを引きずったり、やりきれないのに暖かい気持ちになったり、ボロ泣きしたり、スカッと爽やかな気持ちになれたり、ものすごく共感できたり、、いろんな想いをくれた作品たち。
アニメが面白すぎるので原作読んで見た。5
作成者:kjhhhさん「響け!ユーフォニアム」あの忌まわしい事件が起こり、ふと頭をよぎったのは、被害の状況と今後の作品についてだった。本作は3期制作が発表されていたのだが、事件後の報道を見るに状況が余りにもひどく、一時京アニ存続が危ぶまれる状況になり・・・原作小説を読むしかないと判断した。それほど本作の結末を知らずには居られなかったのだ。とりあえず1年生編3冊を読んだところ、とても面白く結局シリーズ全てを読むことになる。そうすると、何故かアニメを見たくなり、結局本作のサウンドトラックを聴きながら小説の全部読みと、アニメの全部鑑賞を交互に5回くらい繰り返したりして、一時期憑りつかれたみたいな感じに・・・。それと、原作を読んでいないと判らないシーン(ファミレスで奏相手に黄前相談所を開いている時、窓の外に何かを背負いながら走る自転車の女子学生が佐々木梓だったり)などが有り、小説を読めて良かったと思う。ちなみに、3期アニメが昨日終わったところで、何やら大変な事になっているみたいだが、それは本編レビューにてたっぷりと述べさて貰おう。




































