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いとみち地方映画と部活ムービーを足して二で割ったような作品かと思ったが、違った。主人公は青森で生まれ育ちいまも暮している高校生で「都会で疲れた主人公が故郷に戻り」云々という地方映画のパターンではない。また部活…(続きを読む)地方映画と部活ムービーを足して二で割ったような作品かと思ったが、違った。主人公は青森で生まれ育ちいまも暮している高校生で「都会で疲れた主人公が故郷に戻り」云々という地方映画のパターンではない。また部活でもなかった。祖母、父、自分の三人暮らしでメイドカフェで働きはじめて、徐々に馴染んでゆく。日本語字幕というか「標準語字幕」があるのはありがたかった。台詞「か、け」字幕「さ、食べな」というような具合である。字幕がなければ鑑賞不能であったろう。
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オールド紹介文にあるとおりの内容なのだが、だからそれでどうなるのかというと、ただみんなして戸惑ったりわめいたりするばかりで特に驚く展開もなく、退屈だった。ありえないシチュエーションながら、ありうる人間関係や人…(続きを読む)紹介文にあるとおりの内容なのだが、だからそれでどうなるのかというと、ただみんなして戸惑ったりわめいたりするばかりで特に驚く展開もなく、退屈だった。ありえないシチュエーションながら、ありうる人間関係や人の思いのようなものが描かれていれば共感もできるのだが、そのようなものもなかった。
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Red夫と娘がいて経済的にも家庭的にも恵まれている。義母がややうざいがこのくらいは世間にざらにある話。という平凡な設定でその後どうするのかと思っていると昔の恋人に出会ってやけぼっくいに火がついたというこれま…(続きを読む)夫と娘がいて経済的にも家庭的にも恵まれている。義母がややうざいがこのくらいは世間にざらにある話。という平凡な設定でその後どうするのかと思っていると昔の恋人に出会ってやけぼっくいに火がついたというこれまたよくある展開に。人妻でありながら不義密通したというだけのお話ではある。しかし大いに引きこまれ、感心もした。母親としての自分、妻としての、女としてのというのも珍しくもない悩みなのだが本作の主人公はその「としての」を超えた地点で自分を乗り越えようとしている。カメラワークも含めた演出も見事だった。ベッドシーンは要らなかったが原作のウリでもあったらしいのでゼロにもできなかったのだろう。佳作。
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都会のトム&ソーヤ「ジュブナイルミステリー小説を映画化」ということで、子供向け映画らしかった。主人公たちは中学生なのだが言動が幼くて小学生の設定にしたほうが合っていたかも。「街中を舞台にしたリアルRPG」というのはTV番…(続きを読む)「ジュブナイルミステリー小説を映画化」ということで、子供向け映画らしかった。主人公たちは中学生なのだが言動が幼くて小学生の設定にしたほうが合っていたかも。「街中を舞台にしたリアルRPG」というのはTV番組の「逃走中」のようなもののように思えた。子供が見たら面白かったのかな?
モラルなんかいらない
アンモラル、悪趣味。『ソドムの市』(アダルト分類)が筆頭です
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