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Blu-ray 【Blu-ray】凶悪

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【Blu-ray】凶悪

3.8点

監督：

白石和彌

出演：

山田孝之、ピエール瀧、リリー・フランキー、池脇千鶴、白川和子、吉村実子、小林且弥、斉藤悠、米村亮太朗、松岡依都美、ジジ・ぶぅ、村岡希美、外波山文明、廣末哲万、九十九一、原扶貴子

ジャンル：

邦画 / ミステリー・サスペンス

スポットレンタル価格：55円(税込・送料別)help

衝撃のノンフィクションを山田孝之主演で映画化。獄中の死刑囚・須藤から、闇に埋もれた殺人事件を告発する手紙を受け取った雑誌記者・藤井。須藤は事件の首謀者である“先生”と呼ばれる男を追い詰めたいと訴え、藤井は取材にのめり込んでいくが…。R15＋

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この作品には、DVD版もあります: 凶悪

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【Blu-ray】凶悪の作品情報

（作品情報に関するお問い合わせ）

レンタル開始日：

2014-04-02

制作年：

2013年

制作国：

日本

品番：

80XRJ-20041

制作：

鳥羽乾二郎

脚本：

白石和彌、高橋泉

収録時間：

128分

メーカー：

ハピネット

音声仕様：

日：DTS-HD MA5.1ch

色：

カラー

画面サイズ：

ビスタ

作品についているタグ

（タグ一覧）

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【Blu-ray】凶悪のレビュー

現在3件のレビューが投稿されています。

レビュー総合評価

★4つ (3.8点)

評価分布

星5つ: (1)
星4つ: (1)
星3つ: (2)
星2つ: (0)
星1つ: (0)

作品の印象

作品の印象グラフ

3点 2014-05-01 サクマックス (1227)

　放火殺人で捕まった... ネタバレレビューのため一部のみの表示です (全文を表示する)

　放火殺人で捕まった死刑囚からまだ明るみになってない殺人事件告白された記者が真相を追いかけるうちに「先生」と呼ばれる男が出てきて……な話。

　何と言ってもリリー・フランキーさん、ピエール瀧さん演じる殺人犯が強烈なインパクトで、先生と呼ばれる男のカリスマ性とその2人の主従関係を凄惨な殺害シーンと共に描いていきます。
　普段は2人とも温厚で優しい男ですが、何がきっかけとなるかわからない不気味さ怖さ。ピエール瀧さんは面会室で自分の話が記事にならないと知ると、さっきまでの態度とは一転「ぶち殺すぞ!　コラァ」と激高する。見てるこちらは何が起こったのかと驚きました。

　冒頭、いきなり殺害シーンから始まりツカミはバッチリで、そこから序盤は山田孝之さん演じる記者が死刑囚の話をもとに先生と呼ばれる男を点から線へとしていく探偵もののような流れ。
　そして中盤からリリーさん演じる土地転売ブローカーなる男が登場して、彼らがいかにして連続殺人をしていくのかを描いていきます。彼がどうしてこんな風な男になったのかという背景が描かれないですが、それが怖いです。
　リリーさんとピエールさん、そしてその子分たちとともに当たり前のように遺体をバラバラにしたり老人を殴ったり生き埋めにしたりスタンガンを何回も突き刺したりと、目を背けたくなるシーンの連続で緊張感がハンパないです。老人がいじめられるという映像だけで不快。老人を思い切りボッコボコに殴る音とか怖いんですけど。
　そして加害者もおかしいですが、被害者側の家族も、やっぱり借金のせいなのか。殺害を依頼するという。全員ズレてる。自分ももし同じ立場なら同じこと言ってしまう人間なのだろうかと考えてしまいました。後は老人ホームの男も極悪非道でこいつも酷いです。ただその末路は急すぎて戸惑いました。

　ただこの映画でいただけなかったのは、記者の認知症の母と介護に悩む妻のエピソード。これが長いこと挿入されますが、この中盤の凶悪な犯罪の数々の迫力に比べると圧倒的に軽すぎて一気に冷めてしまいました。
　この家族描写、認知症の母に暴力をふるったことを泣きながら話す妻であったり、離婚届を出すシーンだったりと。あまりにも凶悪事件に比べると見劣りしてしまいました。
　この事件に憑りつかれた記者というだけでよかったのではないのかな?　とも思っちゃいました。

　そして遺体がないので先生を死刑にできない。無期懲役でいいのだろうか?　そして死刑囚は「被害者の方たちに贖罪の気持ちを持って生きていきます。生きてる意味を見出した」みたいな事を話したとき主人公が叫ぶ台詞「あなたは生きてちゃいけないんだ!」
　またラスト、いよいよ対面する先生と主人公。「オレは無期懲役だ。まだ生きてる」と笑みを浮かべる。

　実際の事件を基にした映画という枠だけでは終わらせないというエンディングでよかったと思います。よくよく考えると回想シーンは記者の主観なので実際はそうではないのかな?　とか思ったりしました。

　 (非表示にする)

2人が参考になったと評価しています。

4点 2014-04-12 ryugen (4355)

リリー・フランキーの演技が一番光る。せっかくのピエール瀧の熱演も影が
うすくなるほどだ。山田孝之は主演だが今回は比較的おとなしい。凶悪側の
役回りだったら本領発揮していたことだろう。とにかく、この映画がノンフ
ィクションだというのだから怖い。どれだけの事実関係が脚本の構図として
用いられているのかは不明であるが、リリー＆ピエールの"凶悪"を筆頭に随
所に"悪"の要素を感じさせるシーンが見られる。介護施設の職員がリリーと
つるんで金になる老人を斡旋していたり、借金返済のために老人を売る保険
金殺人関与の家族だったり。後者は認知症の母を煩わしく思うジャーナリス
ト夫婦の状況ともリンクされており興味深い。また悪ではないが、雑誌社の
編集長も、今まで売れる記事だけを最優先していたのに、最後にジャーナリ
ストしての正しい選択とか口にすることも虫唾が走る。情報提供された警察
の態度もしかりである。この手の映画として園子温監督の作品が頭に浮かぶ
が、彼のような表面的にデフォルメされた描写でないため、何やら底のほう
から湧き出てくるような恐怖を感じる。これはなかなかの佳作ではないでし
ょうか ?

2人が参考になったと評価しています。

3点 2014-10-06 DVDあかり (2027)

リリー・フランキーって、もはや今日本で一番どんな役も
こなしてしまう怪男優だなぁ。凄い。ピエール瀧も頑張っては
いるがあとほんのもう少し。。。。対して、山田孝之が
最初から最後まで一本調子だったのが非常に残念
（これは役者以上に演出に責任がある）。
これがノンフィクションがベースとなっているなどと予備知識
をもって観てしまうと余計にゾクゾクゾワゾワする異様な迫力
が倍増する作品なのだが、事件探求に憑かれたようになっていく
山田孝之演ずるところの記者藤井の崩壊しかけた家庭の描写
（妻と認知症の母、子はなし）が、作品世界を少し中途半端な
ものにしてしまったような気がしてならず、残念。

1人が参考になったと評価しています。

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白石和彌×怖い山田孝之×怖いピエール瀧×怖い

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