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夢の中へ

2.8点

監督：

園子温

出演：

田中哲司、夏生ゆうな、村上淳、オダギリジョー

ジャンル：

邦画 / ドラマ

スポットレンタル価格：55円(税込・送料別)help

『自殺サークル』の園子温監督による、ひとりの青年の夢と現実が交錯する異色ドラマ。芸歴10年の冴えない役者・鈴木ムツゴロウは愛人たちとのトラブルから家を出る。そんな中、テロリストとなる夢を見た彼は、次第に現実との境界が曖昧になっていく。

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夢の中への作品情報

（作品情報に関するお問い合わせ）

レンタル開始日：

2005-10-28

制作年：

2005年

制作国：

日本

品番：

AMAD022

制作：

浅野博貴

脚本：

園子温

収録時間：

103分

メーカー：

アムモ98

音声仕様：

日：ドルビーステレオ

特典：

予告編、メイキング

色：

カラー

画面サイズ：

ビスタ

作品についているタグ

（タグ一覧）

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夢の中へのレビュー

現在12件のレビューが投稿されています。

レビュー総合評価

★3つ (2.8点)

評価分布

星5つ: (2)
星4つ: (1)
星3つ: (4)
星2つ: (3)
星1つ: (2)

作品の印象

作品の印象グラフ

2点 2010-04-06 ヴィルトーゾ (6471)

園作品だと気づかずレンタル。。。園作品の評価は微塵にも変わらない。
ただの凡作だと思います。

4人が参考になったと評価しています。

1点 2008-08-02 elanos (398)

あれだけの俳優陣に、この映画に出てもらえるなんて、園監督は大物だ。
別にあの役者たちを使わなくてもこの映画は撮れたんじゃないか、っていう。
撮影後２年を経て劇場公開されたそうだから、
役者によっては、撮影当時はまだちょっと無名だった、って人もいたのかな？？

荒削りな作品があったとして、見ごたえあるものと、見るに耐えないものがある。
これは後者。
監督の完全な自己満足だけで作られてて、観客の反応とかまったく考えられてない。
どころか、監督には、「俺にとって気持ちイイものは、万人にも気持ちイイはず」ってくらいの、
押し付けの思想さえ感じられる。

手持ちカメラの長回しシーン、っていうインディーズ系がいかにも好みそうなカメラワークも、
たまにならいいけど、それに監督が酔いすぎてるきらいがあって、
やたらそればっかりなのは、見てるほうも、演ってる方にも、拷問だろう。
役者も、きっと「これでいいのか？大丈夫か？」と迷いつつも、
作品の完成に期待して、撮影に挑んでたんだろうな、というのが見て取れる。
完成したのを見て、後悔したんじゃなかろうか。

3人が参考になったと評価しています。

3点 2013-01-13 ryugen (4355)

新進俳優たちの演技をセッションとして競わせるような実験的作品。役者とい
う職業は、その役柄に入り込めば入り込むほど現実と非現実との区別が無意識
のうちになくなるものなのかも知れない。そんな観客が常に考えるであろう
トコロをライブ演劇風映像で撮影しているのが興味深い。ストーリーはあって
ないようなもので、田中哲司の夢と現実が交錯するという設定の中、周辺の人
たちとの絡みが続くだけというもの。各俳優のアドリブも交えた演技だけが見
るべきところ。かなり、好き嫌いが出ると思われるが、私は嫌いじゃない。

2人が参考になったと評価しています。

2点 2010-05-18 くぬぎ (1542)

園子温という映像作家は、自分が今やりたいやり方で、習作のように映画を撮って、試行錯誤的にスキルを蓄積し、だんだんと円熟していくタイプのように思う。本作品はその意味で、やはり習作の部類。
とくに面白いストーリーがあるわけではない。自分が所属する演劇集団の様子や、自分を含めた劇団内の男女関係を追っていく。そして、故郷に帰省するのだが、そのあたりから、父親から取り調べを受けたり、列車で奇妙なカップルと遭遇したり、テロ集団の中にいたりと、夢が錯綜して現れてくる。
結局、壊れそうな自分と、再びつながる自分、つまりは、破壊と再構築を繰り返すような、人生の迷いを持った自分を、園子温監督の心のイメージそのままに、映像化した映画と言えるだろう。
最後に主題歌として「夢の中へ」が歌われると、「なるほどな」と、何となくわかったような気になるけれど、どうも理解度は今一つ。
最初のほうと最後のほうに、ショパンの「別れの曲」に乗って、昔の回想シーンがコマ送りのように現れる。大林宣彦監督へのオマージュのようだなと思ってみていたら、これは「さびしんぼう」のサウンドトラックを使っているとのことだった。

2人が参考になったと評価しています。

5点 2009-11-06 帰り路をなくして・・・。 (4859)

この作品は、
レンタル解禁時の、２００５年１０月に鑑賞しました。
が、
鑑賞当時は「意味不明」で、退屈な作品だと感じた映画です・・・。
が、
現在：２００９年に、園子温の作品を、全部見てから

もう一度、見返すと、めちゃ面白い映画だと、分かりました・・・・。

劇中に、
初期作品「うつしみ」の、ポスターを貼っていたり、
デビュー作「俺は園子温だ！」的な事をモチーフにしてました。

特に、
園子温/作品では常連の「麿赤児」が、光ってます・・・。

まあ「実験映画」として見れば、優秀な作品だと思います！

6人が参考になったと評価しています。