1〜3巻を纏めて借りましたが、3話までしか見る事が出来ませんでした。
登場人物は皆好感が持てて、草刈さんは大好きな役者さんですし他の出演者も悪くありません。
しかし！猫！福丸！
あの人形にどうしても感情移入できません。
Ｅテレの児童番組のような造形です。
本物のエキゾチックショートヘアを使ってくれてれば最後まで楽しく観れたと思います。
それが無理なら猫の出番の部分だけ原作の漫画にするとか。
とにかく残念で仕方ない作品でした。

悪かった点
・先天的な盲目ならいざ知らず、最近視力を失ったにしては、主人公の感知能力が超人的すぎてリアリティーに欠ける。
・主人公が事件に関わる動機づけが甘い。自暴自棄になってる元警察官の浜中や、スケボー以外にやる気のない高校生国崎が俄然張り切りだすのが良く分からない。
・刑事二人には見事に止めをさして殺しているが、主人公二人には超甘な犯人。「主人公は大事だから殺しません。」と言ってるような演出は、予定調和すぎて水戸黄門的。
・盲導犬はどんな条件下にあろうと、例え殺人鬼であろうと人を襲いません。鳴きもしません。演出とは言え観ている者に誤った知識を与えてしまう。これは絶対にダメ。盲導犬のハードルを上げてしまいます。
良かった点
・吉岡理帆は頑張ったと思う。どうせお嬢様演技と思っていたが、なかなかのもんでした。
総評すると脚本演出の完全な作り込み不足です。こう言ったスリラーはいかにリアルに見せるかが命です。もったいない。

一気に観賞。
ジョーカーの姿は時代とともに変化していき、今作はもっとも時代を反映していると言える。
格差、差別、偏見、暴力。
この世はどこもゴッサムシティー、底辺の誰もがジョーカーだ。
しかしこんな時代だからそこティム・バートンンのファンタジックな世界観が好きなのだが。。。