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ぼくの神さまデラックス完全版 EDGES OF THE LORD

3.6点

監督：

ユレク・ボガエヴィッチ

出演：

ハーレイ・ジョエル・オスメント、ウィレム・デフォー、リアム・ヘス、リチャード・バネル

ジャンル：

洋画 / ドラマ / 戦争ドラマ / 子供が主役

スポットレンタル価格：55円(税込・送料別)help

『A.I.』のH・J・オスメントが戦時下におかれた少年を好演した感動作。1942年のナチス占領下のポーランド。戦火を逃れるため両親から離れて村へ預けられた少年は、友情を育み、淡い恋を経験しながら成長していった。しかしナチスの手が次第に迫り…。

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ぼくの神さまデラックス完全版の作品情報

（作品情報に関するお問い合わせ）

レンタル開始日：

2002-09-21

制作年：

2000年

制作国：

アメリカ

品番：

PIBR-7242

原題：

EDGES OF THE LORD

制作：

セヴ・ブラウン

脚本：

ユレク・ボガエヴィッチ

音楽：

ジャン・A・P・カズマレック

収録時間：

101分

メーカー：

娯楽TV（アートポート）

音声仕様：

英：ドルビーデジタル5.1ch、日：ドルビーステレオ

色：

カラー

字幕：

日吹

画面サイズ：

ビスタ

作品についているタグ

（タグ一覧）

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ぼくの神さまデラックス完全版のレビュー

現在18件のレビューが投稿されています。

レビュー総合評価

★4つ (3.6点)

評価分布

星5つ: (3)
星4つ: (7)
星3つ: (6)
星2つ: (2)
星1つ: (0)

作品の印象

作品の印象グラフ

3点 2011-03-30 ぽすまに (679)

戦争を子供の視点から描いています
それはそれは不条理なことばかり起こる…
ただ、子供に演技させるには酷なことが多い感じでちょっと気分が悪かったです…

11人が参考になったと評価しています。

4点 2008-06-20 dec (1099)

ユダヤ人迫害という人種差別戦争の一面を持つ第二次世界大戦。迫害を恐れて両親の元から1人離れ、遠くポーランドの農村に連れてこられた少年の目を通して戦争が語られます。平和時であればのどかなだけであった農村にも、いびつで歪んだ戦争の影響は大きく、人々の心を蝕み、それは子供たちの意識にも大きな変化をもたらします。中でも最年少であるトロの心にです。。。

アーリア人とユダヤ人はイコール善と悪である。大人が作りあげた物語は無垢な子供たちにとってもわかりやすいものだったのでしょう。しかし、アーリア人である自らが信奉するキリストが実はユダヤ人であると知ったときの内なる衝撃！　これを理解できないことも事実です。

ドイツ人とポーランド人とユダヤ人。どこから人種が違うのか。見た目も同じな人間どうしで何が違うのか。その線引きは。純な心で平和を願い、自らがイエスとなって家族の幸せを取り戻したいと願うトロの行動は、最後、ユダヤ人になりきって進んで列車に加わることで答えをだします。

それは血はユダヤ人でも精神はキリスト教徒になろうと励んでいたハーレイ君を責めることはできません。彼は生きることに必死であり、未だ会えぬ両親との再会を切に願っていたのですから。。。

感動とまではいきませんでしたが、何かひとつ、心にもたらしてくれたことで４点です。

4人が参考になったと評価しています。

4点 2008-06-20 hokiboshi (2405)

ストーリーも悪くないのですが、出演者に惹かれます。
Haley Joel Osmentがやはり注目されてますが、Liam Hessも
Osmentよりさらに小さい子役なのに、いい感じです。
個人的には、Olga Fryczが美人というわけでもないのに、気になりました。

3人が参考になったと評価しています。

5点

ユダヤ迫害が吹き荒れる中で懸命に生き抜こうとしたこどもたちの姿を描いた傑作。戦争がいかに子供たちを苦しませるか、それを痛々しいまでに描写している。
主演の天才子役オスメント君はさすがの演技を披露している。ユダヤ人であるにもかかわらず、ユダヤの人たちを相手に泥棒役を演じる姿はすごい演技力で目を見張ってしまう。しかし、オスメント君だけでなく、トロ役の男の子が純粋無垢な子供を演じきっていて、とても印象深い。神の存在をひたすら信じ、自分が神になることで、戦争を終わらせ、死んでしまった人たちを生き返らせようと信じつづける姿は心を締め付ける。最後のシーンはあまりに衝撃的で、しばらくはトロの顔が網膜に焼き付いて離れない。

1人が参考になったと評価しています。

5点 2007-07-06 shojiman (1290)

日本人には、ちょっと分かりにくいかも・・・しかし、素晴らしい映画です。監督と脚本は同じ人。しかも、脚色ではない原作のようです。キリスト教は、ユダヤ教内部の程度の悪い内紛から偶然生まれた、というのがユダヤ人の理解。ユダヤ人は、キリスト教、イエス、母マリアを憎むのではなく見下すのが常。そこがキリスト教徒の癇に障るところなんだが・・・最後近くまでキリスト教を茶化そうとしているかのようにも見えたが、最後にトロが汽車に乗る選択をするところで、ユダヤ人がキリスト教に差し出した和解のジェスチュアであることが分かった。もっとも、高みから降りることはしていない。ちゃんと、イエスはユダヤ人だというセリフを忘れずに入れているし・・・それにしても、主役は、役柄上も、役者的にも、ハーレイ君ではなく、トロを演じた子です。

1人が参考になったと評価しています。