アクション映画界の陰の大御所、『トムヤムクン』シリーズのトニー・ジャー、
『ザ・レイド』シリーズのイコさんが主役。これだけで観る気になるほどの「待ってました！」と
大声で叫びたいほど待ちに待っていた共演作。さらにマイケル・ジェイ・ホワイトも共演！
主役の内にタイガー・チェンなる人物がいるが、私は初めて見た人なので詳しくは知らず。
敵側もムキムキの傭兵役で強敵。人選は素晴らしい！！・・・しかし脚本と演出がゴミだった・・・。
イコさんのキャラが終始何がしたいのか不明で迷惑キャラ。見ていてストレスしか残らない。
最後の戦いは薄暗くて観にくいし、3組が戦っている所をコロコロと見せてくるので観にくい。
残念な出来でした。

製作にギレルモ・デル・トロの名が記載されていた（ どこまで関わってるかは不明ですが ）
ので見る気になりました。
田舎町で中高生が遭遇する恐怖が上手くまとめられてると実感。『 It （ 2017年 ）』
『 ストレンジャー・シングス 』がハマった人なら今作も気にいるはず。
映像で見せてくれる化け物はどれも不気味だが、レッドルームの化け物は日本のB級以下で
量産される駄作ホラー映画に出てくるような出来栄えで、『 なぜこここの怪物だけこんなデザイン？ 』
と聞きたくなった。そして“ ぬりかべ ”だった件。
無名のキャスト構成ですが、主要人物の人達は今後も活躍してほしいと感じました。

見飽きた設定なのは承知の上で鑑賞しました。マ・ドンソクが出演していなかったら
私は鑑賞にいたらない代物です。もう少しやりすぎたアクションでもよかったのかな？と感じました。
途中眠くなってしまい寝てしまったが、中だるみだったのか？それとも自分が単に寝不足だったのか？わからない・・・。
ラストはスカっとしたが、もっとボコボコにしてもよかったのかな？ｗ

ヘルボーイのコミック版はイラストが個人的に受け付けないので見ていませんが、
2004年、2008年ギレルモ・デル・トロ監督作のヘルボーイを観てから実写は気に入りました。
残念ながらギレルモ・デル・トロ監督で3作目は作られる事なく年月が流れて今回に至りました。
まあ、ロン・パールマンが高齢なのもあり、スタミナが持つのか？！も疑問です。
今作の実写版がまたまた作られると知った時は嬉しかった。今回監督も調べずに公開して
いたからいち早く観たくて観てしまった。駄作になる可能性も秘めているのにも関わらず・・・。
冒頭は今作の敵のダイジェスト。敵は血の女王ムニエ。演じるのはミラ・ジョボビッチ。
名の知れた人がホラー色強い作品に出てもつまらないな〜・・・なんて思っていたら首は飛ぶわ、
顔面半分撃ち抜かれて目玉出るわと身体張ってます！素晴らしい。
話の中心はムニエですがムニエ以外に見せ場が色々あり、巨人、ヘルボーイに恨みを持つイノシシの怪物、
昔ヘルボーイに異世界の館に閉じ込められた魔女、バーバ・ヤーガ。本編120分に
程よく入っていて血みどろ、奇怪さが光る。
そして犠牲者の山。どれも中身が見えていてグロさが際立っている。地獄から這い出てきた悪魔の
暴れっぷりもグロさが光っていた。もう、ピッカピカに光ってます！！
グロさも光ってるが、ヘルボーイの未来予想でエクスカリバーを握りしめつつドラゴンに
乗っているシーンはかっこいい。思わず『 おお・・・ 』と声がもれかけたもんです。

1人で淡々と今作を良作として崇めてますが、上映されてから興行収入が悪いようです。
続編を匂わせ、エイブも匂わせているので ぜひ作っていただきたい。

バットマンの悪役でお馴染みのジョーカー。
そのジョーカーになるまでのストーリーなので、基本ピエロのメイクは無し。
素顔のままの狂気がすさまじい。
個人的に好きなジョーカーを演じた好きな役者は？となったら即答で『 ダークナイト 』の
ヒース・レジャーを挙げますが、故人なので再度演じることは無理。
そこで今作のホアキン・フェニックスを推したい。適役でした。
ただ、リピートして何度も観たいか？と言われたらリピートは無いかな・・・。
後のバットマンになるブルース・ウェインも盛り込んでいてニヤリでした。

観る気が毛頭無かったが、普段ゾンビ物を見ない人からも好評だったので鑑賞に至りました。
今作はゾンビ物ではあるがあくまで製作ムービーであり、素材としてゾンビが使われているだけで
あってゾンビ映画ではないかな？なので見始めて退屈感が出たとしてもそこはこらえて30分は乗り切ろう！w
そこから本作の味が出てくる映画です。
映像製作に携わってる人が観ると良いらしいと昔聞いたことがありましたが納得。
コメディー映画なのでホラー苦手な人でもおすすめです。

前置きが長すぎて序盤から挫折仕掛けた。
中間世界に入る時に床の竜巻に襲われるシーンで青年ジェイクが『 離せー 』の一言で解放されるが、
それが敵側では“ 倒された ”みたいな話になっていて唖然。
先が不安になってくる。それは実現になってしまった。
今作を調べてみたら、原作が7部+αもある。そんな物語を2時間にまとめてるので薄っぺらな
ストーリーで進んでる感が拭えない。
悪役の魔術師は能力が高いのは分かるのだが、あの役者の見てくれで魔術師の設定は微妙で、
終始薄っぺらな悪役としか見えない。終盤の弾丸を手で撃ち出すシーンはコメディーとしか思えなくて苦笑い。
ガンスリンガーの腕前はカッコいいのだが、マシンガンを使ってくるザコ相手にわざわざリボルバーの
銃で立ち向かう必要性が分からない。突っ込みどころ満載の映画でした。

『葉問』を観てから伝記系が面白いと感じ、今作を観ることになったのだが、観始めて数分で
”ブルース・リーってこんなに感じ悪い人格だったのか？”と疑問が湧く。
大昔に亡くなった人なので人物像について情報があまり無い中、自分がたどり着いた
調べとしては”誰とでも上から目線で会話をするがすぐに面白いヤツだと分かり人を魅了する”。
これがブルース・リーらしい。しかし今作のブルース・リーは単に感じ悪いだけのキャラになっている。

さて、この映画はブルース・リーが大物になる前の時代に脚色つけたストーリーになるのだが、
話が進むとブルース・リーは何故か脇役になり、中心人物はリーの道場で修行に励んでいる欧米人の
スティーブとスティーブが一目惚れした密航女シャオラン（役名うろ覚え）に移りだす。
スティーブが運送仕事で訪れたレストラン。ここはチャイナタウンを仕切っている中国系犯罪組織が
密航女子を密航代金返済として住込みでレストランのウエイターとして半永久的に働かせている場所。
スティーブが配達に行き、レストラン側の男に何かが足りないから早く持ってこいと言われ、
それに対してスティーブが「手伝ってくれたら早く持ってこれるよ」と反論。レストラン側はシャオランを
手伝いに出させ、レストラン裏口すぐに止めてあるトラックに行くが、手伝いを要求しといて荷物が手で
持てるサイズの小さい箱1つ。このやり取りでスティーブがシャオランを気に入り、以降口説き始める。
挙句の果てにリーと遠方の少林寺から遥々サンフランシスコに渡ってきたウォン・ジャックマンに
「シャオランを救いたいから手を貸してほしい」と懇願しだし、ブルース・リーの話から脱線して
”スティーブの自己中恋愛事情”になりだす。リーとジャックマンの対決も半ば強制の戦いで勝敗はグタグタ。
久しぶりに地雷を踏んだ映画でした。
ドニー・イェンやリー・リンチェイの映画を観ていると今作は鈍く見えてしまいう。上記2人がずば抜けた動きを
しているのか？それとも今作の出来が悪いのか？今作のアクションは遅い・・・。
映画紹介に”ノンストップ・マーシャル・アクション”と記載されているがアクションシーンはほとんどない詐欺文章。

原題：The Predator
本編：107分


過去の続編、シリーズはなかったことにして”○作目の続編”を作りました。なので正当な続編です。
的な後付物。最近増えつつある微妙なやり方な続編ものはいかがなものか？
1987年に公開された アーノルド・シュワルツェネッガー主役の1作目の正当続編だと宣伝しているが、
観てみたらビックリ。「○年に特殊部隊が遭遇」みたいなワンシーンの会話のみ。

そして今作の監督が、1作目に出演していた白人、通信兵のシェーン・ブラック。
”1作目に出演していた俺が監督するんだから正統続編って事でしょ”の感じがモワ〜ン
モワ〜ンと臭っている。これで1作目の正統続編だと言い張るのなら、私は『プレデター2』の
方が立派な続編だと思う。今作に登場するプレデターキラーも失笑でしかない。

私はプレデターの装備品、武器が好きです。
今回もハイテクなプレデターの武器が見れるかと思いきや冒頭から
登場するプレデターでは捕獲網も見れない、槍も見れない。
今作の見どころと言ってしまうと大げさすぎるのだが、ハイブリッド プレデターが登場するが
素顔さらしたポ○チンガードのみ装着している身長3ｍのバカでかいだけ。
ハイブリッド初見でも何とも思わないし。阿藤快さんに『なんだかなぁ〜』と発言してもらいたい勢いです。

プレデターは新作が作られるたびにスマートな外見のプレデターになっているのが気になった。
特に『エイリアンVSプレデター』のプレデターなんか体型が綺麗すぎて嫌だ。
1作目の信者ではないが、あの頭でっかちが異星人だな〜。と感じ取れた。
その辺、今作は1作目に近い頭でっかちなのは良かった。

今作を観ていて謎の部分があった。
ニット帽かぶっていた黒人男性のネブラスカ・ウィリアムズの吐血。
あの人はなぜ突然吐血しだしたのか？さっぱり分からず。
今作がレンタルに出回っても見直ししようとは思わないが・・・。

今作を観た人同士で語っていたら「前回の『プレデターズ』の方が
ブレがない。どこだか分からないジャングルでプレデターと戦うだけの
シンプルさが良い。あれこそが1作目の正統続編と言っても良い」
との発言があった。まさにその通りである。

余談ですが、今作のルーニーズのメンバーの一人、バクスリー演じているのがダブル
ケツアゴ主演の『パニッシャー』でフランク・キャッスル演じているトーマス・ジェーンだった。
なんだか似ていると思ったら、まさかの本人。
しかもこれと言って特徴がない退役軍人・・・。怪演が見もの。
同じくルーニーズの一人、ヘリの操縦ができるネットルズ演じる
アウグスト・アギレラって役者がいますが、「信じるか信じないか〜」が
決め台詞のMr.都市伝説こと 関暁夫に激似していて本人かと思ったぐらいです。
これを確かめるために観るのもありかもしれません。
観るか観ないかは、あなたし・・・・

原題：Absolutely Anything
本編：85分


宇宙人から全知全能の力をたまたま与えられたダメダメ教師の奮闘コメディ。
ヒロインに『アンダ・ワールド』シリーズでお馴染みのケイト・ベッキンセール。
この人は歳をとらないのか？っと疑問がわく。
一方、主役のサイモン・ペッグは老けた感があります。

ひょんなことに宇宙人から全知全能の力をもらった男が、まずは私欲
（誰でもそうだと思うがｗ）を叶えるわけだが、的確に言わないと
とんでもないことが起きてしまう。
男の願望（？）、アソコをデカく！っと願うと とんでもない大きさになってしまう。
”死んだ人間を蘇らせろ。”まあ、漫画の『ドラゴンボール』で
よく見かけるセリフだが、今作でこれを唱えると墓場から死人が
蘇ってきて大変なことになる。
思い立ってポロっと言うと思わぬ方向に行ってしまうのがおもしろい。

犬のデニスですが、犬はいなくてもよかったのではなかろうか？
『テッド』っぽいシモネタをベラベラ話していて『テッド』をマネた様に
見えてしまった。
ちなみに犬のデニスは後半からの登場なのに主役級になっている。

ストーリー展開が想像していたのと違う方向に転がっていき意外でした。
全知全能は確かにスゴイ。しかし異性を振り向かせるように唱えると、
その人は操られて相手を好きになってしまう。
ニールが願い事叶えられるのを知っている数人の登場人物は
ニールの事を嫌いになってしまうのを見ていて何だかモヤモヤしました。
人間、なんでも段階を踏んで得る方が喜びに繋がることが分かりました。
全知全能は便利だけど、持っていたら持っていたでつまらない、
刺激がない人生になってしまう。そんな思いになりました。

今作は期待していたのだが、いざ見てみると中身が薄ペラかもしれない。
今一笑えずだったかな・・・。