電撃文庫の原作は色んなところでなかなか評価が高いんですが、はっきり言ってアニメの方が更に更に面白い。アニメ化されてこれほど大成功と思える作品もそう無い。それくらい上手く作られている。原作以上に何がなんだか分からない状態でドンドンストーリーは進んでいきます。油断すると誰が何だったか分からなくなります。アニメ化されているのはノベライズシリーズの一部だけなのでアニメ見て気に入ったら全シリーズ読破すると良いかと。

幕末ファンでアニメファンには見ごたえのある作品。史実を曲げずに独創的なストーリーで作り上げられている。１つ苦言を呈するならば、感動的な演出がほとんどなく物語りがタンタンと進んでいくところ。新撰組や白虎隊ではもっと泣ける演出もできただろうに。しかし何よりもこの作品の魅力は主人公の秋月耀次郎や土方歳三などがカッコイイところですな。さらに秋月君を担当する声優は浪川大輔氏。ガンダム００８０ポケットの中の戦争の主人公アルフレッド・イズルハ君です。当時は声変わり前で可愛らしかったんですが、いまやおじさん。そんな歴史を感じられる作品です。なお浪川氏はグーニーズのマイキーなど往年の名作の子役を数多く演じてます。

子供にはなかなか理解できない大人向けの深い作品。いつものジム・キャリーが好きな人は文句もあろうかと思いますが、僕はこんなジム・キャリーも好きです。すごく色んな要素を上手く入れ込んだストーリーで、かつ何度も心温まる部分があり、最後は素敵なハッピーエンド。名作。

最高です。なんか本当に幸せな気分にさせてくれる作品です。クリスマスの時期になると毎年コレ見たくなります。
ヒュー・グラントがまた超カッコ良いんですが、この作品のなかでは１つのパートであり、名作を構成する一部であり、決して出演者で票を取るような作品ではありません。イギリスの全てを集結した傑作です。見て損はない！