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Blu-ray 【Blu-ray】ラストレター

準新作

【Blu-ray】ラストレター

3.3点

監督：

岩井俊二

出演：

松たか子、広瀬すず、庵野秀明、森七菜、小室等、水越けいこ、木内みどり、鈴木慶一、豊川悦司、中山美穂、神木隆之介、福山雅治

ジャンル：

邦画 / ラブロマンス / ドラマ

スポットレンタル価格：253円(税込)

『Love Letter』の岩井俊二監督によるラブストーリー。亡くなった姉・未咲宛てに届いた同窓会の案内を預かった裕里は、彼女の死を知らせるために同窓会に出席する。学校のヒロインだった姉と勘違いされた裕里は、そこで初恋の相手・鏡史郎と再会する。

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この作品には、DVD版もあります: ラストレター

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【Blu-ray】ラストレターの作品情報

（作品情報に関するお問い合わせ）

レンタル開始日：

2020-07-15

制作年：

2020年

制作国：

日本

品番：

TBR30079R

制作：

脚本：

原作：

音楽：

収録時間：

121分

メーカー：

東宝

音声仕様：

日：5.1chDTS HDマスターオーディオ／2.0chDTS HDマスターオーディオ、日（バリアフリー音声ガイド）：2.0chDTS HDマスターオーディオ

特典：

予告編集

色：

カラー

字幕：

日（バリアフリー）

画面サイズ：

ビスタ

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作品についているタグ

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【Blu-ray】ラストレターのレビュー

現在3件のレビューが投稿されています。

レビュー総合評価

★3つ (3.3点)

評価分布

星5つ: (0)
星4つ: (1)
星3つ: (2)
星2つ: (0)
星1つ: (0)

作品の印象

ためになる

作品の印象グラフ

4点 2020-08-12 DVDあかり (1758)

何よりもその映像センスが大好きで、物語の紡ぎ方も割と好みで、自分とほぼ同世代
ということもあって、岩井俊二の作品はほぼ全作品を観てきた。そんな自分にとって、
岩井俊二ワールドを久々に存分に堪能させてくれる作品であっただけでなく、なんというか
私にとっては過去に観てきた作品たちの時代歳月を経た返礼のような趣向があり、
感慨深いものであった。批評家に絶賛されるようなものではなく、
細かいことを気になる人には突っ込みどころもあろう（なので、客観的には★3.3かも）

岩井にとってフレッシュな4人（広瀬すず、森七菜、神木隆之介、福山雅治）と過去の活動と
縁のあった4人（松たか子、庵野秀明、豊川悦司、中山美穂）というキャスティングが絶妙。
まずどうでもいいことかもしれないが、庵野秀明。彼の実写映画監督作『式日』（2000年）
で、岩井は庵野の分身とも言える「カントク」として主演をさせられた。その意趣返し？
役者として素人大根である庵野が短い出番とはいえ、裕里（松たか子）の夫の漫画家役、
これが意外にもはまっていて、小道具も含めニヤついてしまった。
松たか子。主演した『四月物語』（1998年）はあこがれの先輩と同じ大学に通いたくて
北海道から東京の大学へ進学。その大学1年生の最初の1カ月を瑞々しく描いた67分の作品。
本作前半で「おばさんをからかわないでください」とメッセージさせたうえでの
本作終盤「先輩！」のシーンで私には『四月物語』が鮮やかにシンクロした。
豊川悦司と中山美穂。『Love Letter』（1995年）では白っぽいソフトフォーカスの画面で
美しく描写された二人が、ここではべたついた赤みを帯びた画面の中ですっかり歳をとって
生活の疲れを強く滲ませている。本作での出番は非常に短く豊川悦司に至っては居酒屋の
ワンシーンだけなのだが、その台詞「なにものにもなれなかった…」は、
同じ世代の岩井俊二、豊川悦司なればこそであり自分には刺さった。この台詞は、
裕里（松たか子）の姉・未咲（広瀬すず：高校時代回想シーンと美咲の娘）の卒業生式
卒業生代表答辞と表裏をなすものであり、これがあるからこそこの答辞は単なる甘い郷愁を
誘うだけではなくより一層心の襞に沁みる。
森七菜（裕里の娘と回想のなかの高校時代の裕里）、
宮城県という舞台にマッチした新緑の如き初々しい素材・演技であった。
本作において美咲を想う人の心情が描かれるがが、美咲自身は深くは描写されないまま
終わってしまう。未咲はアイドルであった。本作エンドロールで流れる曲を森七菜が
ややたどたどしく歌っている。それがなんとなく『時をかける少女』の原田知世の如き趣。

1人が参考になったと評価しています。

3点 2021-03-22 かずのこ (1049)

共演者や監督とデキてしまうという、けしからん世界なので、ヒガミ根性だけれど（笑）、
やっぱり広瀬すずを撮りたかったのかな～、と思わせる出来。

22歳の広瀬すずは高校生役だけれど、
頭の中身はわからなくても、幼さが残るその容姿はまだまだ旬。

その広瀬すずと森七菜がそれぞれ二役で、一部わかりにくくなるので、
母親の少女時代役は是非広瀬アリスにして欲しかった。

ドローン撮影やアングル・動きにこだわった映像はさすがですが、
小道具や演出の細部のザツなところが気になって、
さらに、終始ニヤツキ気味の福山雅治が気持ち悪く、足を引っ張る。
（脇役時代からヘタクソだし、歌も寒気がする）

話の内容は、設定に少々無理があって、
受験一色だった高校生活だった自分たちには、
高校の同窓会、という時点でまるで共感がないという人も少なくないと思う。

また、亡くなった姉を中心にした話なのに、
その姉の境遇がぼんやりとしか描かれず、
推して知るべし的にされているところは、逃げているようでズルい。

あざとい。
深そうで、そうでもない。
雰囲気作りがうまい岩井俊二、なのか。
オフ〇ース好きが好きそう。

3点 2021-05-02 たていす (522)