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新作

新聞記者

3.0点

監督：

藤井道人

出演：

シム・ウンギョン、松坂桃李、本田翼、岡山天音、郭智博、長田成哉、宮野陽名、高橋努、西田尚美、高橋和也、北村有起哉、田中哲司

ジャンル：

邦画 / ドラマ / ミステリー・サスペンス

スポットレンタル価格：396円(税込)

望月衣塑子のベストセラー小説を原案に、藤井道人監督が映画化した社会派サスペンスドラマ。国家権力の闇に迫ろうとする新聞記者と、現政権に不都合なニュースのコントロールを任されたエリート官僚の葛藤を描く。シム・ウンギョンと松坂桃李がW主演。

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関連作: 新聞記者; i-新聞記者ドキュメント-

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新聞記者の作品情報

（作品情報に関するお問い合わせ）

レンタル開始日：

2019-11-22

制作年：

2019年

制作国：

日本

品番：

DABR-5627

制作：

脚本：

原作：

音楽：

収録時間：

113分

メーカー：

KADOKAWA

音声仕様：

日：ドルビーデジタル5.1ch

特典：

特典7分

色：

カラー

字幕：

日（バリアフリー）

画面サイズ：

シネスコ

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新聞記者のレビュー

現在8件のレビューが投稿されています。

レビュー総合評価

★3つ (3.0点)

評価分布

星5つ: (1)
星4つ: (2)
星3つ: (2)
星2つ: (2)
星1つ: (1)

作品の印象

作品の印象グラフ

3点 2019-12-08 いづみ屋 (2230)

この映画を見ようと思ったのは、前田有一の「芸能界全般が忖度ムードに包まれる中、松坂桃李や本田翼をはじめこの映画に出演した俳優たちの勇気を称え、支えるべきであって、映画ファンなら絶対に見に行かなければならない」という発言を読んだからで、日ごろ「靖国神社」とか「英霊」とかといったことを言っていたウヨクの前田にしてこういうことを言うかと感心したのだ。映画に出ている名の知られた俳優としては、松坂、本田以外は高橋和也、田中哲司、西田尚美、北村有起哉といったところ。映画自体は、なかなか面白かったが、加計・森友事件とそれに伴う公文書改ざん、山口伊藤問題、内閣調査室による前川元次官の身辺調査問題などを、まんべんなく取り上げながら、そのどれかについて、深く掘り下げているというのでではなく、観客側がそれらについて知っていることを前提にして、再現ドラマ風にまとめているところ、生物化学兵器や細菌爆弾まで出てきてなんとも非現実的、荒唐無稽の話になってしまったところで、政治サスペンスとしてもヒューマンドラマとしても、とてもすぐれたものだとは感じられなかった。

4人が参考になったと評価しています。

2点 2020-07-21 terkun1 (7)

あの大ヒット超大作「キングダム」を抑えて最優秀作品賞を受賞した作品だということなので、どんなに素晴らしい映画だろうかと期待してDVDを観たのですが、あまりの駄作ぶりに愕然として、声が出ない状態です。
ほとんどTVドラマレベルの内容で、ヒネリもなければ、クライマックスもなければ、ただ単にダラダラと話が進行していくだけで、これが最優秀とは、恐れ入りました。
「政権＝絶対悪」という古めかしい単純思考で作られている実に単純な映画で、左のイデオロギーを持った人々からは絶賛されるだろうけれど、まともに映画を映画として観ることの出来る普通の人間には、退屈極まりない三流映画でしかなかったと思われてなりません。
しかも、満足に日本語が話せない主演女優の、学芸会レベルのあの棒読みのセリフと巻き舌には、観ていてこちらが恥ずかしくてたまりませんでした。
ところが、この方が最優秀主演女優賞とは、およそ信じられません。
喩えで言えば、かつての浅田美代子やおニャン子クラブの新田恵利が最優秀歌唱賞を受賞したといった感じでしょうか。（若い方には分からないかも知れませんが、年配の方に聞いてみてください。誰もが詳しく説明してくれると思います。）
授賞式のあの場にいた主演女優賞の面々は、誰ひとりこの結果を信じられなかっただろうと深く同情します。
この映画に「キングダム」を抑えて最優秀作品賞を与えてしまった日本映画界の面々は、自らの手で「日本アカデミー賞」の権威を地に落としてしまったと思います。
審査に際し、どれほど裏でお金が動いたか、あるいは裏の勢力に逆らえなかったかといった、「映画界の闇と腐敗」の酷さを勘ぐってしまいたくもなりました。
まことに残念でなりません。
ただ、主演男優の松坂桃李の演技は見事でしたので、そこだけは評価できると思います。

2人が参考になったと評価しています。

4点 2020-03-08 まあちゃん (1925)

えーっ！　これが第43回「日本アカデミー賞」３冠なの？
近年の本家のアメリカ第92回「アカデミー賞」もそうだが、選考委員どうしちゃったの？
いずれも「アカデミー賞」といえば、大手資本配給の大作が選ばれ、お祭り気分の仲間内ウケ。
まして保守的な日本の映画界で、主演女優賞に韓国人の女優が選ばれるとは・・・
そういえば、本家も作品賞を含む４冠に「韓国」の映画が選出されたっけ。
ネット嫌韓ヘイトの連中も、イライラしてるんじゃないか。（笑）
原案は「東京新聞」の望月衣塑子社会部記者。政治や行政の権力中枢の闇をあぶりだす、
実にリアルな社会派的作品。フィクションだが、現実の状況と重ね合わせても興味津々。
ただ話題性とは別に、なぜか既視感のある映像とストーリー。
忖度のあげく間にはさまれた官僚の自殺など、新聞の政治面・社会面を読んでいるようなネタで、
昨今の報道を見れば、実際は現実のほうがもっと闇が深い。
33歳の藤井道人監督、若さよりも実力の集積という方向で、手堅いオーソドックスな演出。
若手エリート官僚役、松坂桃李もますますシブ味を出してきたし、あえて長ゼリフを言わせない
シム・ウンギョンの日本語も違和感なく、超美形でないところも好印象。
作品としては３★くらいだろうが、コドモ・オトナ向け映画の多い時代では異彩を放つ。

2人が参考になったと評価しています。

4点 2020-01-16 かずのこ (865)

冒頭から既視感だらけの政権の汚点、腐敗、裏工作。
これは娯楽としての映画のふりをした望月衣塑子の政権批判。

民放キー局がどんなに頑張っても
「電波を止める」と恫喝するような閣僚がいる政権には盾突けない。
そんな現状の中で、
政権の悪行をなにかの形で残し、忘れさせないという、必死の爪跡。

うやむやのうちに開校してしまった加計学園問題のような構図に、
そこにからんで追い詰められるエリート官僚の苦悩を中心に据えたのは、
政権に忖度している官僚たちへのエールかな。
森友学園問題では複数の死者が出ているという現実も忘れてはならない。

で、なんでこんな映画が世に出ることが出来たのか。
なるほど「イオンエンターテイメント」というクレジット。
民主の岡田さんのところってわけですね。

出演した俳優たち・製作陣に敬意を表したい。
内外でも政治批判をするとおかしな死に方をする昨今。
日本人には稀有な本物のジャーナリスト望月衣塑子が
元気でいてくれることを祈ります。

スタップ細胞問題も死者が出ているのにうやむや。
是非映画化してもらいたいものです。

2人が参考になったと評価しています。

3点 2020-09-26 茶雅丸 (1671)

新聞記者が追う同時代の日本政界の闇ドラマ。

この映画にでてくる主演女優は実在する社会部記者だが本編は創作の体さいをなしている。白とも黒とも言いかねるグレーがかった内容となっている。ともすればこれは陰謀めいた政界ドラマだがモデルとなった社会部記者については報道では割と知られた記者であり自著を記してもいるから裏社会の住人というわけではないだろう。

事件内容としてはモリカケ問題などを扱うが公文書偽造にともなう近畿財務局官僚の自殺等を取材の対象としているため、政治通の鑑賞者であれば「嗚呼あれか」と実際の政治事件と照らし合わせて気付く内容であるだろうが、娯楽作としては全国民に向いた一般公開作品とは言い難い。

尚。本作のモデルとなった望月女史を取材した森達也監督のドキュメンタリーを併せて観ることが望ましい。
ただし観たからといって政治的に鑑賞者が「成熟」するかどうかはギモンだ。
むしろ妙に内容に触発されて「サヨク熱」に目覚めるようなことがあるなら「あえて観ないでおく」のも一興である。

採点は星３つ。

内容はともかく出世街道にのったはずの官僚が自殺するからには「裏に何かがある」と疑うのは当然だ。
本作はそういった疑惑に目を向けて未知なる政権構造については創作で穴埋めをしている。
これがそのまま我が国国政の深部だとは思わないし事実や真実でもない。強いていえば「映画化されたサスペンス」の類いである。プラス評価としては同時代にキャッチアップしたというところ。マイナス評価は白とも黒ともつかせぬグレーな描写が鬱陶しいというところだ。主演がなぜか韓国人であるが日本人女優に出演をオファーしたが拒否られたのでやむを得ず代役を依頼したという話（ネット上の噂）があるが真相は定かではない。

1人が参考になったと評価しています。

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藤井道人×ためになるシム・ウンギョン×ためになる松坂桃李×ためになる

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