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旧作

勝手にふるえてろ

3.1点

監督：

大九明子

出演：

松岡茉優、渡辺大知（黒猫チェルシー）、石橋杏奈、北村匠海、趣里、前野朋哉、池田鉄洋、稲川実代子、柳俊太郎、山野海、梶原ひかり、金井美樹、小林龍二、増田朋弥、後藤ユウミ、原扶貴子、仲田育史、松島庄汰、古舘寛治、片桐はいり

ジャンル：

邦画 / コメディ / ラブロマンス

スポットレンタル価格：55円(税込・送料別)help

芥川賞作家・綿矢りさの原作を松岡茉優主演で映画化したラブコメディ。24歳のOL・ヨシカは、中学の同級生・イチに10年間片思い中。イチとの思い出や趣味に浸りながら、忙しい毎日を送っていた。そんなある日、会社の同期である男性に告白される。

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この作品には、Blu-ray版もあります: 【Blu-ray】勝手にふるえてろ

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勝手にふるえてろの作品情報

（作品情報に関するお問い合わせ）

レンタル開始日：

2018-06-06

制作年：

2017年

制作国：

日本

品番：

KXBQ-2

脚本：

大九明子

原作：

綿矢りさ

音楽：

高野正樹

収録時間：

117分

メーカー：

ソニー・ミュージックソリューションズ

音声仕様：

日：ドルビーデジタル5.1ch／ドルビーデジタルステレオ

特典：

予告編、ショート予告編

色：

カラー

字幕：

日（聴覚障害者用）

画面サイズ：

ワイド

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勝手にふるえてろのレビュー

現在7件のレビューが投稿されています。

レビュー総合評価

★3つ (3.1点)

評価分布

星5つ: (0)
星4つ: (2)
星3つ: (4)
星2つ: (1)
星1つ: (0)

作品の印象

作品の印象グラフ

3点 2018-07-09 fatman1958 (2019)

ほとんど、松岡茉優の一人芝居の様な作品で、松岡茉優の演技力に全てがかかってます。
出来はかなり良いと思います。
綿矢りさの独特の世界観が生きるシュールでちょっと変わった作品、フランス映画にもありそうな雰囲気です。
なかなか良かったと思います。

2人が参考になったと評価しています。

4点 2018-06-22 ryugen (4355)

松岡茉優のワンマンショーとも言える映画。いや、イイ意味ですヨ。絶賛とま
で言わないけれど、彼女の遅すぎる映画初主演作品としては、思う存分に魅力
を発揮しているって感じかな。物語のほうも、恋愛経験のないヒロインが現実
と脳内の恋愛にハチャメチャな思いを繰り広げるという異色のラブコメディー
として面白い。いかにもいそうですな、こういう妄想系女子。痛いトコロが逆
に笑えたりする。松岡茉優の魅力に★１つ追加の★４つの評価。

3人が参考になったと評価しています。

3点 2019-11-17 茶雅丸 (1718)

恋愛経験ゼロのOLが脳内恋愛生活を送るラブコメ映画。

原作は「蹴りたい背中」で世間の度肝を抜いた当時学生だった芥川賞作家・綿矢りさ。
主演はこれが初主演となるが女優の芸歴は割と長い松岡茉優である。

かなり台詞の量が多くて大半が「独白」である。

さながら松岡の独演会と化すが本編内容は「脳内」でもあり現実社会の改編が見受けられる。

また部分的にミュージカル調ともいえる場面もあり全体としてはコミカルなつくりだ。

松岡は、容貌からすると大人びた寡黙なマドンナに思えるが、実年齢よりも若い印象を
与えるノリであり多弁で「ひょうきん」なキャラだ。これは彼女が元「おはガール」で
アイドル的な自分存在を鍛えてきたことと無縁ではないはず。

本作での彼女の役どころはどうやら「素」のようで自分に似た役どころのようだった。
ハイテンポで明快なトークが本作のヨシカと変わり映えしない。

ヨシカ＝松岡は頭が冴えており我がままな毒舌を言い放つが愛嬌がある。
働く成人女性だが学生時代が忘れられない１０代の心境のまま親元を巣立ってしまった感じ。
ヨシカの「独女」の私生活がキュートに映されるところが映画最大のチャームポイントだろう。

ラスト近辺の感情の高ぶりは好い。
そのほか「胸が痛む」場面も興味深い。このあたりの採点は星４つに相当する出来栄え。

他の箇所は、松岡の芝居は上手といえば上手だが、ちょっとどうかなという段取り芝居にも感じられた。

自然体というか自分本位の独女を演じていて、ただそれを「眺めています」感が強い。

世界観が松岡ワールドになっていて、これは本人の生活感なんだろうけど、観る側とし
ては「付き合わされている」という感じで入る余地がないかに思える。

とはいえ、わたしとしては今まで注目していなかった助演女優の松岡が、主演を与えると
予想外にポップ＆キュートで自由気ままな独身生活の女性（というより女の子）になれる
と分かり、この作品はマイナーかもしれないが「掘り出しもの」だと察知した。

作中では、恋愛が空回りするシーンが描かれるが、これは原作者の綿矢が芥川賞を受賞後
にスランプに陥り、シゴト（バイト）に明け暮れたり失恋を経験したりとバタバタしてい
た頃との兼ね合いがあるだろう。作中でヨシカがやたらとストレスフルなのも原作者の身
の上を考えると理解できそうに思える。

なので、なかなか気付き難いが、この映画は割と社会批判的である。
綿矢の原作で映画化もされた「インストール」もそうだが、人と人と
のツナガリが遠のいていて、疎遠であるというのが物語の骨子になっている。
軽快な作品だが日本女性の孤立化した今の姿（単身生活）は社会生活としてはストレス
フルと言えるほど深刻である。

1人が参考になったと評価しています。

3点 2018-06-06 いづみ屋 (2595)

松岡茉優の初主演映画。松岡は、「女版・八嶋智人を目指したい」という度外れた謙虚さと、したたかさを同時に感じさせる発言と、ガラス細工のような繊細さとで印象に残る女優だが、頭の良さで巧みに素顔を隠しているところがあり、どういう人となりなのかが見えにくい。この映画で、松岡茉優は出ずっぱりで、各シーンで見せる表情の変化やセリフ回しの良さなどで上手い俳優だと思わせる。しかし、一応恋愛映画であるこの映画は、片想いの苦さも、人を好きになるときめきも、あるいは今の若者の風俗を良くとらえていると感じさせるところもなく、終始人工的で不自然な物語が展開するだけという気がしてあまり面白くなかった。

1人が参考になったと評価しています。

2点 2019-03-04 adfhaha (96)

いかにも東京の女性という感じの松岡茉優。ストーリーは途中から先が見えてしまうよくあるパターンの筋書き。