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DVD 至福のとき

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至福のとき Happy Times

3.8点

監督：

チャン・イーモウ

出演：

チャオ・ベンシャン、ドン・ジエ、フー・ピアオ、リー・シュエチエン

ジャンル：

洋画 / ドラマ

スポットレンタル価格：55円(税込・送料別)help

『活きる』のチャン・イーモウ監督が贈る心温まる人間ドラマ。偶然出会った中年失業者と盲目の少女が親子のような絆を築いていく姿を描く。お見合いをした失業者･チャオ。その見合い相手には義理の娘がいたのだが、彼女は継母から冷遇されていた。

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至福のときの作品情報

（作品情報に関するお問い合わせ）

レンタル開始日：

2003-05-02

制作年：

2002年

制作国：

中国

品番：

FXBR-23762,FXBR23762
※お届けするディスクの品番はご指定いただけません。

原題：

Happy Times

制作：

チャオ・ユイ、ヤン・チンロン

脚本：

グイ・ズ

収録時間：

97分

メーカー：

20世紀フォックスホームエンターテイメントジャパン

音声仕様：

中：ドルビーデジタル5.1ch、日：ドルビーデジタル5.1ch

色：

カラー

字幕：

日・英

画面サイズ：

ビスタ

作品についているタグ

（タグ一覧）

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至福のときのレビュー

現在23件のレビューが投稿されています。

レビュー総合評価

★4つ (3.8点)

評価分布

星5つ: (3)
星4つ: (14)
星3つ: (5)
星2つ: (1)
星1つ: (0)

作品の印象

作品の印象グラフ

4点 2012-07-26 くぬぎ (1539)

今回の少女は、盲目で、しかも家族から虐げられているという設定。
ということで、この少女は、感受性が強く、「人の気持ちを思うこと」
について人一倍のものがあり、そのことが映画のテーマともなっていて、
ラストで生きてくる。
また彼女は、最初は、家族からいじめられ、悲しげな表情だったが、
それがだんだんと笑顔になってきて、その表情の変化をつけるのがうまい。
下半身は白いショーツのみ、上半身は小さな胸が透ける下着で、家の中を
歩くシーンは、サービスショットと見ることもできるが、男にとっては、
この映画のアクセントとして効いていると思った。
どのシーンが印象の残ったかというと、第一はラスト、第二は、やはり
このシーンで、チャン・イーモウ監督に、してやられたという感じである。

2人が参考になったと評価しています。

4点 2010-08-09 ultraman7777 (310)

　冒頭から続くベッタベタの中国ギャグには少し辟易するものの、それも慣れるとヤミツキに。小品らしく笑わせた後ちょっぴりおセンチに終わるのかと思いきや･･･。

　チャオ（チャオ・ベンシャン）はいい年をして失業中のチョンガー。何度もお見合いするも総て撃沈。それでもメゲずに今日のお見合い相手は天童よしみさんタイプ（天童さんゴメンナサイ）。何としても結婚したいチャオは、ホテルのオーナーなどと大ウソをついた事をきっかけに、またそれを隠すウソを重ねます。ある日その天童サン（いいのかな？）から娘・ウー・イン（ドン・ジエ）の働き口を世話してくれと頼まれ･･･。

　ウー・インは家の金を持って失踪した前夫の娘で、病気で全盲になっていました。自分の息子は猫可愛がりなのに、彼女は全くのお荷物扱い。メタボ親子に執拗に責められる彼女を可哀想に思ったチャオは、なんとかマッサージ室を作ろうと孤軍奮闘します。倒産した工場の中に、昔の仲間と古材を持ち込んで、マッサージ室らしきものを作るチャオたち。倒産した工場は静か過ぎるとラジカセで録音した音を流し、来るはずのない客はその失業中の仲間達が演じ、チップもお札の大きさに切った紙切れを渡します。けれど、無口で無愛想だった盲目の彼女が、チップを数えて「今日はお客さんが多かったから、こんなに沢山貯まったの。もっともっと稼いで、お父さんを探しに行くの」と嬉しそうに喋るのを見て、まるで娘のような愛情が芽生えてくるチャオでしたが･･･。

　ウソに始まりウソに終わる虚構の物語。ずっと昔から、私達はウソはいけない事だと教えられて来ました。でも誰が彼等を責められるでしょう。盲目の幸薄い少女の可愛い笑顔が見たいがために、失業中の与えるものは何もない彼等が、無い知恵を振絞って考えたウソ。しかしそのウソに何かを変える力があるとすれば･･･。

　ラストシーンもウソと真実が交錯する素晴らしい創りで、「ベタないい話」に終わらせない結末は流石です。エンドロールの後も、暗くなった画面に響く彼女の杖の音だけが、彼女の遥かな未来を確実に暗示します。近年稀に見るアジアの秀作だと想います。

2人が参考になったと評価しています。

4点 2008-10-19 いづみ屋 (2677)

他のレビューにあるように、マッサージが得意ならそういう店で働かせれば良く、なにも廃工場の中にマッサージ室を作ってニセの客を呼ばなくてもよい。それに少女はこれが全部ウソで自分のためにそうしてくれている、ということが分かっていることは十分描かれているのに最後にわざわざ「分かっていました。ありがとう」といわせる・・・しかし確信犯的に「いい話」を作ろうとしているのでこんなことを言っても仕方がない、という気にさせられる。日本映画ではここまで臆面もない作品は作れない気がするが、これが中国の庶民の琴線にふれるところであり、その大衆性がチャン・イーモウを北京オリンピック開閉会式プロデューサに起用させたものであるのかもしれない。少女役ドン・ジエ（董潔）のはかなげだが内に強いものを秘めた清潔さが印象に残る。街の中を少女が歩いて行く姿をブレスショットで追い、手に持つ杖が道路を打つ音がかぶるラストシーンが忘れがたい。

1人が参考になったと評価しています。

3点 2006-03-03 DVDあかり (1935)

チャオ・ベンシャン　萌え～っ！　です。はい。
わたしゃロリコンかって自覚させられた作品です。
おじさんはそそられてしまいました。

それはともかく、チャン・イーモウって芸域が広いですね～。
なによりもキャスティングに彼の才気を感じます。
もしかしたら、彼はディレクターよりもプロデューサーの方が
向いているのではないでしょうか。

1人が参考になったと評価しています。

3点 2007-03-21 ＧＰ (1166)

これもチャオ・ベンシャンを見る映画。
内容的にはかなりおかしい展開で、面白いとは言えない。
マッサージが上手ならちゃんとした処で働かせればいいだけで、わざわざこんな事をする必要性が全くない。
まぁそんな事言ってしまっては、この映画は成り立たなくなってしまう訳ですが、彼女を取り巻く大人達の優しさも表現したかったなら、もっと別の方法でも十分表現できるハズ。
彼女のいじらしさは十分伝わると思う。

8人が参考になったと評価しています。