DVDレンタル > 邦画 / アクション / ドラマ > イン・ザ・ヒーロー

旧作

イン・ザ・ヒーロー

3.3点

監督：

武正晴

出演：

唐沢寿明、福士蒼汰、黒谷友香、寺島進、草野イニ、日向丈、小出恵介、及川光博、杉咲花、イ・ジュニク、加藤雅也、松方弘樹、和久井映見

ジャンル：

邦画 / アクション / ドラマ

スポットレンタル価格：55円(税込)

唐沢寿明と福士蒼汰共演による、スーツアクターの生き様を描くアクションドラマ。スーツアクターの本城渉は新人・一ノ瀬リョウの台頭によって追い詰められていた。ある日、本城にチャンスが舞い込むが、その仕事は命を落としかねないスタントだった。

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イン・ザ・ヒーローの作品情報

（作品情報に関するお問い合わせ）

レンタル開始日：

2015-03-04

制作年：

2014年

制作国：

日本

品番：

FXBB-63940

制作：

李鳳宇

脚本：

水野敬也、李鳳宇

音楽：

李東峻

収録時間：

124分

メーカー：

RESPECT

音声仕様：

日：ドルビーデジタル5.1ch

特典：

劇場予告、唐沢寿明＆福士蒼汰激レア・オフショット集

色：

カラー

画面サイズ：

ビスタ

この作品をAmazon.co.jpで購入できます

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イン・ザ・ヒーローのレビュー

現在7件のレビューが投稿されています。

レビュー総合評価

★3つ (3.3点)

評価分布

星5つ: (1)
星4つ: (1)
星3つ: (4)
星2つ: (1)
星1つ: (0)

作品の印象

作品の印象グラフ

3点 2015-03-11 itoya009 (3774)

特撮ヒーロー・ファンとしては見逃せない1本！

下落合ヒーローアクションクラブ代表・本城渉（唐沢寿明）は、
特撮ヒーローもののスーツアクターを25年に渡り続けている。
顔を出して出演したいと思っているが実現せず妻子には逃げられた。
生意気な新人・一ノ瀬リョウ（福士蒼汰）にも先を超されていた。
そんな本城にハリウッドのアクション大作からオファーがくる。
しかし、それは命がけの危険なスタントだった。

東映アクションクラブでスーツアクターもしていたことがある
唐沢寿明と、「あまちゃん」出演後ただいま超ブレイク中、以前
「仮面ライダーフォーゼ」主役で有名になった福士蒼汰が出演。

描かれる「蒲田行進曲」のようでもある話は、スーツアクター、
スタントマン、昔の大部屋俳優さんたちや、裏方スタッフさんらの
夢の物語。
「予定調和的に進む話」は、先がわかってはいても、その分
変な方向に裏切られることもなく、すがすがしく心地良い。
これには唐沢さんや福士くんの爽やかなキャラクターと、
実際ヒーローものを演じてた経験と説得力が大きく貢献！

クライマックス、顔出し「炎の100人斬切り」が見せ場！
でも現実には、ほぼ100％有り得ない展開が都合良過ぎ。
カッコよく魅せてくれますが、実際の映画では劇中で言っていた
「ワンカット撮影」ではなく普通に編集あり。
劇中顔出しにこだわったのに、忍者白装束のマスクは顔が見えず、
当然唐沢さんが全て演じているのでなくスタントマンさん
がやっているのですよね・・・という自己矛盾がとっても気になる。

実際の映像でも、主演俳優が殺陣を演じ、しかもワンカット撮影
だったら、絶対に大感動ものなのに残念。
そんなことが本当にできるのはジャッキー・チェンぐらいか？

レンタルでも観れる特典映像として、劇場予告編と
「唐沢＆福士激レアオフショット集」という約3分30秒の
メイキング映像を収録。

4人が参考になったと評価しています。

4点 2015-03-21 ryugen (4355)

好きだな～唐沢寿明の演じるような熱血漢。仕事への取り組み姿勢といい、
後輩に対する思いやりといい。なにかと深い感銘を受けた。唐沢寿明が素晴ら
しい。二枚目役も、こういった二枚目半も違和感なくこなす。福士蒼汰はヒー
ロー役出身なだけにハズレはないが、今後は爽やかさ以外にも、癖のある演技
もできるようになれればいいと思う。また、意外なところで、黒谷友香がこん
な役もできるんだとびっくり大笑い。裏方の世界、表に出ることのない人々の
姿を描く映画は数々あれど、最後のチャンスになるかもれない夢に命をかけて
決死のアクションに挑む姿は、やはり感動できる。「武士道とは死ぬこととみ
つけたり」二者択一の場では、死を選んで進むほうがよい。腹をすえ、つき進
むだけである。どう生き、どう死ぬかが一番大切。腰抜けと言われるより、犬
死だと言われる方がマシである。まさに「恥ない生き方」尊ぶ日本人魂。
映画の一番の見所は、最後1/3あたりから。「蒲田行進曲」でヤスが演じる"階
段落ち"を連想させる話の流れから緊迫感のある大立ち回りへと。まさに圧巻
である。そして火だるまになっての最後。この一世一代の大勝負は、ありえん
と思っても涙が出るシーンである。それでも彼は、決して表舞台で賛美される
ことはない裏方にすぎず、世間で注目を浴びるのは福士君のほう。でも、今は
己の力だけで、現在の自分があるとは決して思ってはいないだろう。いや～期
待以上に感動できました。

2人が参考になったと評価しています。

2点 2015-03-27 kazu_saku (302)

表舞台と裏方の対比のドラマでの
定石をしっかり守った作り。
破天荒なアクションは、盛り上がる
よりも興ざめしてしまいました。

1人が参考になったと評価しています。

3点 2015-11-16 茶雅丸 (1627)

特撮ヒーローに欠かせないスーツアクターに焦点をあてた殺陣アクションムービー。

唐沢と福士の二大共演。
共演だが主人公は唐沢といっていいだろう。
唐沢はベテランのスーツアクターで、福士は特撮ものにかんしては新米俳優という役割だが、二人とも特撮ヒーロー出身というだけであって作中では本格的な殺陣アクションスタントを披露している。

本作は当初、ベテランが新米を指導をしていくといった師弟愛を描いたかに思えたが本編の途中からは案外そうでもないようで、目上目下の関係ではなく仲間内の撮影現場を大事として打ち解けていくシーンになる。

もともと唐沢という人物は下町気質の持ち主であり竹を割ったようなサバけた人柄を魅せる役者である。気概を感じさせる親分肌といえばそれまでだが、彼が登場するだけでピシリと映画が引き締まってみえるのは、おそらくは幼少期からの粋な育ちぶりが関与しているのでは。

ただ、俳優の場合は多様な人間を演じる必要があり、硬派でスジを通した人柄が良いということだけでは人物評価に苦しむのである。なんらかの特技が秀でているがゆえに逆に潰しのきかない「下積み」といわれる俳優生活を強いられることもあるだろう。

アクションが巧いけど、ただそれだけとか、いい人なんだけど俳優としてみると、やはりただそれだけで幅広な役者ではないんじゃないか？といった観方が始終つきまとう。

いずれにせよ、唐沢がスーツを着込み、ヒーローらしくポーズを決めるところなんかは、さすが経験者なんだなとよく分かる。

ダイワハウスでスーツを着て、三菱ミラージュの宣伝でも腰をかがめてポーズを決め、映画にドラマに声優にと、どんどん活躍していっている。

本作は、そこにいたるまでの唐沢自身の「オレの半生」を振り返るという自伝のような感覚があり、これを良しとするか、それとも下積み云々の努力譚が古くてドン臭いと思うか、観方は色々だろうが、わたしが一つ残念に思えたのは最期の変てこな長丁場の殺陣シーンである。

ここは真剣な場面というより半分ぐらいは「おふざけ」も入っている。
なにせJACではなく「HAC」である。なんだかドラッグストアの店名とカブるのだ。
しかも話しのなかで薬局が出てくるだけに思わせぶりだ。

なんならいっそのこと、ラストは巨大な階段から転げ落ちて血を吐いて死んでくれと思ったが、それはどこかの映画作品で観た覚えがあるだけに、もうその手は二度と通じないのか。

1人が参考になったと評価しています。

5点 2016-02-10 petario (987)

ヒーローのスーツや怪獣などの着ぐるみを着て演じる「スーツアクター」の仕事を誇りに思ってスタントの仕事をする本城（唐沢寿明）の信念と「映画バカ」っぷりが充分に観て取れて、骨のある作品になっています。本城の夢は、自分のヒーローがブルース・リーだったように、誰かのヒーローになることだったのです。『蒲田行進曲』の階段落ちへのオマージュともとれるシーンが見せ場になっていたり、エンドクレジットでは、過去の本物のスタントシーンなどが織り込まれていたりと、アクション映画ファンにとっては大サービスですね。

また、「アクションはチームワーク」とか、俳優だけではなく映画制作にたずさわるスタッフさんのすべての努力の結晶が映画なのだとか、なかなかしっかりした展開になっているのも、傑作の要因だと思います。自分はハリウッドを目指しているという小生意気だったリョウ（福士蒼汰）はリーダーの本城に精神的にも肉体的にも鍛え上げられて本物のアクション・スターへの道を進み始めるという設定も、感動的でした。

映画バカっぷりに飽きれて離婚した妻の凛子（和久井映見）は自分の道を歩み始めますが、新しく付き合おうとする人がいかに効率よくお金儲けをするかしか考えない人であることがわかり、つい「あなたは仕事に命を懸けられますか？」と言ってしまいます。凛子は元夫である本城のことをずっと想っていたのですね。ここのノリは『ラスト・サムライ』っぽい感じもしますが、自分の夢と誇りを捨てないで仕事をするという気高さを語っているのだと感じました。

表舞台に立つ俳優さんだけが目立ちがちですが、映画って裏方の人たちみんなでつくっているものであり、特にスタントに臨む人たちは命がけ…そんな熱いメッセージも込められていた気がして、映画のエンドロールの一人一人の方に敬意を払って観なくちゃ…という気にさせてくれました。唐沢寿明のアクションも含めた演技を見て、自分もまだまだがんばれる、がんばらなきゃ…と奮い立ちました。福士蒼汰も、横柄な態度をとっていたけど実は実は…みたいなところをなかなか器用かつ体当たりで演じていて、先輩俳優にひけをとらない演技でした。

ヒーローものの映画はあまり観ない自分ですが、観たくさせてくれる作品ですし、映画好きの自分をもっと映画好きにさせてくれた作品でもあります。邦画のよさが溢れていましたね～。満点です。

2人が参考になったと評価しています。

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武正晴×カッコいい唐沢寿明×カッコいい福士蒼汰×カッコいい

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