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3.5点

監督：

降旗康男

出演：

高倉健、田中裕子、佐藤浩市、草なぎ剛、余貴美子、綾瀬はるか、三浦貴大、大滝秀治、長塚京三、原田美枝子、浅野忠信、ビートたけし

ジャンル：

邦画 / ドラマ

スポットレンタル価格：105円(税込・送料別)help

『冬の華』『夜叉』などの名作を残す降旗康男監督、高倉健主演によるヒューマンドラマ。亡き妻の想いを胸に、妻の故郷を目指して旅に出た男の一期一会の出会いを通し、人生の光と影を描き出す。佐藤浩市、ビートたけしら豪華キャストが共演。

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あなたへの作品情報

（作品情報に関するお問い合わせ）

レンタル開始日：

2013-03-08

制作年：

2012年

制作国：

日本

品番：

TDV23056R

脚本：

青島武

原作：

市古聖智

音楽：

林祐介

収録時間：

111分

メーカー：

テレビ朝日

音声仕様：

日：ドルビーデジタル5.1ch、ドルビーデジタルステレオ

特典：

特報、予告編、プロモーション映像

色：

カラー

字幕：

日

画面サイズ：

ビスタ

作品についているタグ

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あなたへのレビュー

現在16件のレビューが投稿されています。

レビュー総合評価

★4つ (3.5点)

評価分布

星5つ: (3)
星4つ: (5)
星3つ: (7)
星2つ: (2)
星1つ: (0)

作品の印象

作品の印象グラフ

3点 2016-02-08 まあちゃん (2053)

「昭和」を代表し、常に主役を張る「映画スター」の最後の作品。 2015年現在、もうこれで「吉永小百合」しか
いなくなってしまった。
降旗康男監督80歳、高倉健と組んだ作品の数々がそれなりに話題になり、晩年の健さんを盛り立てていたが
「高倉健」ありきの映画がほとんどで、時代を超えた名作とは言えないものも。
この映画も脚本もさることながら、エピソードの羅列がメインで力のない演出。かろうじて一枚看板「高倉健」が
出演していることで成り立っている企画。
その健さんも、歩くシーンを見ているとヨロヨロと左右に振れ、さすが年齢を感じさせるありさま。（演技でない
ことは明らか）まして役が65歳前後、回想シーンではもっと若いのでさすがムリがある。
オハナシも、妻を亡くし孤独を感じている観客には染み入るところもあるかも知れないが、旅先で行き逢う人すべて
ワケアリで作り物めいた設定。これは夢なのか、それともファンタジーなのだろうか。
チョイ役での豪華キャストが台無し。よってたかって健さんを盛り立てているといえば、なるほどと思うが・・・
降旗映画で共演の多い、やっとセリフをいっているようなビートたけし、伏線を張れるようなテクニックがない。
その点高倉健のセリフ回し、朴訥で一本調子に聞こえるが、よく人物像をとらえたヘタウマの領域。
ムカシ「東映」で「新網走番外地」などを撮っていた降旗監督、1989年年の作品「将軍家光の乱心激突」などでは
異様な完成度を見せていた。いわゆる文芸路線（？）に傾いてからの作品では、原作に頼りきりでいいものが少ない。
圧倒的な存在感で観客を納得させられる俳優の最後の作品としては、こんな平凡な市井の人物のロードムービー
ではなく、華やかな役柄で誰もが記憶に残る映画であってほしかった。

1人が参考になったと評価しています。

5点 2013-01-13 ハナジ (615)

富山刑務所に勤める男が、亡き妻からの手紙を受け取り、
富山から飛騨や竹田城など立ち寄りながら妻の故郷の平戸まで旅するロードムービーです。
想いを伝えたい人に、今すぐ伝えたい気持ちになりました。
それも手紙で。郵便局留めって手があるんですね。
手紙はその人の筆跡により、人柄や想いや温かさが伝わります。
その文字を見ただけで誰が書いたかわかりあえます。
健さんと田中裕子さんの夫婦の回想シーンが微笑ましくとても良かったです。
飛騨で出逢うビートたけしさんからもらう山頭火の句集も読みたくなりました。
高倉健さんがスクリーンに帰って来た。
もうそれだけで十分なのですが、健さんがこの映画に出て本当に良かったと言った亡き大滝秀治さんとのシーン。
平戸の漁師役の大滝さんの「久しぶりにきれいな海ば見た」
風もなく晴天で穏やかな海なんて１年に何度もない。
時には荒れ狂い、人の命まで奪ってしまう。
それは人間が追い求める幸福のようなもの。
幸福な時間って人生のほんのわずかな時間。
それに出逢うために毎日歩き続けてるようなもの。
ときどき無性にきれいな海を見たくなりますからねえ。
きれいな海を見つめる人の目は優しく輝いてます。

7人が参考になったと評価しています。

3点 2013-08-14 いづみ屋 (2696)

主人公の年齢を考えてみると、刑務所看守として勤めているので公務員定年の６０歳前だが、定年後の再雇用で働いているという解説もあるのでそれによると６５歳くらい。物語はこの男が妻と結婚生活を送った１５年間の回想シーンもあり、それは５０歳前後のときからの姿となる。撮影時の実年齢８１歳の高倉健にとっては、やはりこの年齢ゾーンの役柄は難しかったと思われる。かつて見られたあのさっそうとした立ち居振る舞い、歩く姿や一礼する姿が、この映画では見る影もなかったし、アップで写される顔も年相応だった。そして妻の遺骨を散骨するために、自動車を運転して彼女の故郷の五島列島に行くまでの人々とのやりとりを描くロードムービーの各エピソードは、どれも心に残るものとは言い難く、率直に言うとむしろ「弛緩」といった言葉を思いおこさせた。そして遺骨を運ぶ旅が、主人公に単に運搬ということでない何かの意味を持つものであるのかが不明だった。最後に明らかになる、松本清張や水上勉のミステリーを思わせる佐藤浩市についての意外な結末は取って付けたようだった。この映画が高倉健の最後の映画ではないとするなら、この映画のように無理して、おなじみの「健さん」を演じるのではなく、半世紀以上の俳優生活の掉尾を飾るにふさわしい、実年齢相当の役柄をしみじみ演じてもらいたい。それはこの映画のようにひたすら高倉健のために作られた映画でなくても良い。あの笠智衆が、晩年に脇役で見せた年相応の役柄が、忘れがたいものであったような、そういう映画を見たい。

5人が参考になったと評価しています。

5点 2013-04-02 くぬぎ (1539)

降旗康男の映画は、カモメの鳴き声が良く似合う。
ロード・ムーヴィーの行きつくところは、港町。それも平戸の中心部
からほんの少し離れたところにある西側の薄香という小さい漁港が
舞台となる。いいロケーションだ。
高倉健が、妻を愛するピュアな老人という役柄で、健在だった。
ただ、さすがに年を取った。刑務官を退職後、嘱託として刑務所で
技官を務めているという設定だが、嘱託だとしても、少々無理があるか。
妻役の田中裕子とも、実年齢は24歳差である。
他のキャストでは同僚刑務官の、長塚京三とその妻・原田美枝子。
旅の途中で知り合う、ビートたけし、草なぎ剛、佐藤浩市。
薄香で迎える、大滝秀治、余貴美子、三浦貴大、綾瀬はるか。
何と豪華な顔ぶれだろう。

5人が参考になったと評価しています。

3点 2013-05-13 shingo (36)

富山から長崎へ行くのに高速、もしくは2号線通るでしょ。狭いし、時間かかるのになぜ185号線通る？

3人が参考になったと評価しています。