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英国王のスピーチ THE KING'S SPEECH

3.7点

監督：

トム・フーパー

出演：

コリン・ファース、ジェフリー・ラッシュ、ヘレナ・ボナム＝カーター、ガイ・ピアース

ジャンル：

洋画 / ドラマ / 伝記

スポットレンタル価格：55円(税込・送料別)help

『シングルマン』のコリン・ファース主演による伝記ドラマ。子供の頃から吃音のために無口で内向的なジョージ6世が国王に即位。折しもヒトラーの率いるナチスドイツとの開戦を余儀なくされる中、王は国民の心をひとつにすべく渾身のスピーチに挑む。

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英国王のスピーチの作品情報

（作品情報に関するお問い合わせ）

レンタル開始日：

2011-09-02

制作年：

2010年

制作国：

イギリス / オーストラリア

品番：

10DRT-20569,10DRT20569P
※お届けするディスクの品番はご指定いただけません。

原題：

THE KING'S SPEECH

脚本：

デヴィッド・サイドラー

音楽：

アレクサンドル・デスプラ

収録時間：

118分

メーカー：

ギャガ

音声仕様：

英：ドルビーデジタル5.1ch、日：ドルビー2.0chステレオ

特典：

予告編集、キャスト・スタッフプロフィール（静止画）

色：

カラー(一部モノクロ)

字幕：

日・吹

画面サイズ：

ビスタ

作品についているタグ

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英国王のスピーチのレビュー

現在57件のレビューが投稿されています。

レビュー総合評価

★4つ (3.7点)

評価分布

星5つ: (11)
星4つ: (25)
星3つ: (20)
星2つ: (3)
星1つ: (0)

作品の印象

作品の印象グラフ

5点 2012-03-25 itoya009 (4255)

これは面白い。

まず題材が面白い。
簡単にいってしまうと「スピーチが苦手な英国王」なんだけれども、
実際は、「吃音」の悩みは、単なるあがり症というだけではなく、その原因と思われる
精神的な問題の数々･･･王位の継承という重圧、親兄弟との確執などの影響があること
についても描かれています。

ちょっと難しそうなイメージを持つ人もいるかもしれませんが、
そんなことはなく、終始ユーモアをもって描かれているし、
その中にも随所で、王室と平民の違い、差別、偏見についても触れています。

そして、聴衆を魅了できるスピーチができるようになることの対極として、
人々をスピーチで扇動することの怖さを「ナチスドイツの台頭」によって
描くことも忘れていません。

あがり症の人、話が不得手な人にとっては、大変に苦痛なことで、
「単にスピーチが苦手な人の話じゃん。」では済まされない。
ましてや、大変な地位の人であり、スピーチの内容次第では国家全体に
影響が出てしまう。

クライマックスの演説でも、決して流暢ではなく、たどたどしいけれども
一言ずつ、心から発した話される言葉は、実に感動的でした。

特に必要以上に感動的な演出をせず、大げさすぎないところが一番良かった。

シリアスとユーモア、史実とフィクションを混ぜながら、
観客を飽きさせずにひきつけて、ちょっと考えさせる、
絶妙なバランスが心地良かった１本でした。

（蛇足ですが、英国製作のTV「サンダーバード」の天才科学者ブレインズも吃音症。
頭の回転が速すぎて、言葉が追いつかない、という設定でした。）

9人が参考になったと評価しています。

4点 2012-10-13 広島風お好み焼き (1347)

実話を元にした話なんじゃね
全く知らんかったけー英国王は何をする人なのかとかも知らず
見ていてなるほどと思うことが多かった
話は地味じゃけど面白かったわ
最後のスピーチシーンは地味ながらも感動した

10人が参考になったと評価しています。

3点 2012-01-22 Don Vito (1009)

英国王ジョージ５世の次男ジョージ６世。
吃音というコンプレックスを抱え内向的な彼は、スピーチが超苦手。
兄エドワード８世が突如王位を返上し自分が国王の座に就くことを余儀なくされたからさぁ大変。
吃音克服のため、スピーチ矯正の専門家ライオネルに頼るのだが…。

スピーチって重要なんですね。特にこの時代の世界情勢的にも。

この映画、ジョージ６世の内面の表現と、ライオネルの身分・立場を超えた交流、友情、対立がメインなんでしょう。
そしてなんと言ってもコリン・ファース。アカデミー主演男優賞受賞。
『吃音の国王』を見事に演じたのが評価されたんでしょう。
でも、字幕や吹き替えではその「どもり」は伝わってきません。
英語が堪能ならきっと、コリン・ファース上手い！って言えるんでしょうが。

アカデミー賞受賞ってわりには、いまいちな感じはしましたが、
それなりに面白く、勉強になる映画でした。

10人が参考になったと評価しています。

4点 2012-04-23 harumaki80 (1508)

実在した吃音のイギリス王のお話
スピーチって私も苦手です。大勢の前で話すのは緊張しますよね。緊張しない方法を教えて貰っても難しいです。なので、私は主人公の味方でした。
性格も真面目だし国民の事を考えているし、王様にふさわしいのにスピーチだけが…最後は思わず涙しました（笑）
学歴もあって高名な医師達が治せないなかで、無名の学歴もない人だったのも良かった。

7人が参考になったと評価しています。

4点 2011-09-18 marugaokamen (280)

考えはまとまっているのに言葉がでないもどかしさくやしさ。
よどみなく言葉が出てくる人には「え？」と思うことだと思いますが、同じことを考えていたのに言葉がでなくて先に話の上手いひとに持っていかれることが多い自分にとっては最後のスピーチは安堵し、自分も頑張らねばと思いました。
王妃が反対し、このエピソードを世に出すのは見送られていたそうですね。
王妃は１０１歳の大往生であり、戦争の時には爆撃の多い地域にも王と一緒に足繁く通われた方とのこと。
嫁に来てくれ～と２回のラブコールもお断りされたそうですが、ハンサムだけれども内気で癇癪持ち、気持ちがあまり強くないジョージ６世を支えるには、勇敢で芯のしっかりした明るい奥様でないと無理ですよね。ヘレナ・ボナム＝カーターの役柄からかもしれませんが、陛下である旦那様と家庭では対等な印象を受けました。
歴史上の実話っておもしろいですね。

8人が参考になったと評価しています。