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旧作吹替あり

完全なる報復 LAW ABIDING CITIZEN

3.5点

監督：

F・ゲイリー・グレイ

出演：

ジェラルド・バトラー、ジェイミー・フォックス、レスリー・ビブ、ブルース・マッギル、ヴィオラ・デイヴィス

ジャンル：

洋画 / ミステリー・サスペンス

スポットレンタル価格：105円(税込)

『300 ＜スリーハンドレッド＞』のジェラルド・バトラー主演、家族を奪われた男が、極刑を免れた犯人や司法関係者へ復讐する様を描いたクライムサスペンス。幸せな暮らしを送るクライドだが、ある日突然、ふたりの暴漢に妻と娘を殺されてしまう。R15＋

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完全なる報復の作品情報

（作品情報に関するお問い合わせ）

レンタル開始日：

2011-07-06

制作年：

2009年

制作国：

アメリカ

品番：

PCBG-71869

原題：

LAW ABIDING CITIZEN

制作：

ジェラルド・バトラー

脚本：

カート・ウィマー

収録時間：

108分

メーカー：

ポニーキャニオン

音声仕様：

英：ドルビーデジタル5.1ch、日：ドルビーデジタル5.1ch

色：

カラー

字幕：

日・吹

画面サイズ：

シネスコ

この作品をAmazon.co.jpで購入できます

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完全なる報復のレビュー

現在17件のレビューが投稿されています。

レビュー総合評価

★4つ (3.5点)

評価分布

星5つ: (0)
星4つ: (10)
星3つ: (5)
星2つ: (2)
星1つ: (0)

作品の印象

作品の印象グラフ

4点 2011-11-05 ジュリ&なごリン (570)

突如、強盗主犯に愛する妻と娘を惨殺されてしまう、クライド(ジェラルド・バトラー)。
逮捕され裁判になるも、司法側や検事の「大人の事情」か、司法取引で主犯は死刑をま逃れる。また、クライドを担当する「たたき上げ弁護士」ニック(ジェイミー・フォックス)も有罪率と自己保身、長いものに逆らえずじまい。
そこでこの流れ雰囲気から納得いかない結末と、穴だらけの司法制度を逆手にとった法廷劇になると思ってた。
だが、その予想は「10年後の死刑執行シーン」から、間違いだったと思い知らされることに。

ここから犯人、判決に関わった者全員をターゲットに、壮絶な復讐劇が幕開けする。
先手を読み、用意周到で緻密に練り込まれた策略や計画に驚かされる。
また、ギラついた復讐心を心の内に潜ませ、次々実行される残忍な復讐手段にドキドキさせられ、視聴者側も「クライドのトラップフィールド」に迷い込んだ錯覚に陥る。

と、終盤までは知的で鮮やか過ぎる怒涛の復讐劇で突っ走るも、ラストで脱輪しコースアウトしてしまう。肝心な相手を目の前に復讐を遂げれず、
巧妙な策略も最後には、『策士、策に溺れる』みたいな顛末へ。

何だか見方によっては、『完全なる報復』を果たしたのは、ニックだったとも感じてしまう。この辺も悔まれ、煮え切らない終わり方だった。

しかしラストで過剰防衛同然、罪に問われないのが不思議なくらいのニック。
それに娘のコンサートを夫婦で観賞し、如何にも「平和な家族の象徴」みたいな締め方が堪らなく寒かった。

そそも『司法取引制度』なんて、どうとでも取れる胡散臭い反則ルールが存在してる自体、正義や平等なんて無いのでは？この是非はいつのまにか不問のまま。
穴だらけの司法制度へ一石を投じるも、違和感だらけな正義のもって行き方が如何にも、法治国家なのに「I am law」ジャイアンみたいな米国らしい強引過ぎる終わり方が残念。

結局、法律ってものは、弱者の味方なんかじゃなくて、権力者を守るためのルールなんだとつくづく実感させられた。

余談ではありますが、自分が観たジェラルド・バトラー主演作品で、「300」の筋肉喧嘩番長→「GAMER」でリアル・ゲームキャラ、本作で知的復讐者とキャラが定まらない。
多彩と言えば聞こえも良いが・・・
彼の目指す方向性は、一体何処へ向かっているのだろう？（笑）

5人が参考になったと評価しています。

4点 2011-07-18 amorica (747)

これは久々のヒットでした。司法取引って映画じゃよく見るけど、あっちだけですよね？取引って言うか負けを認めてるとしか言いようがないんだけど。主人公の気持ちになれば有り得ない話しですよね、複雑。。。

4人が参考になったと評価しています。

4点 2011-07-29 マグカップ (2680)

知らないタイトルでしたが、なかなかの「秀作」
ある種の「知的殺人犯」との対決を描いているのだが、殺人犯役は過去の愛する妻子を殺された「被害者」であり、その「行動原理」も復讐ではあるものの「一捻り」加えていて面白い。

周到に練られた殺人計画が面白いように次々と「ハマって」いくのは、緊迫感と共に「面白い」
映画的な「ご都合主義」とは思いつつも「それ」をそれほど感じさせず、ハラハラドキドキしながら「魅せた」のは非常に良かった。

全編を通し維持される緊迫感と殺人犯クライドの「計画」の成果はサスペンスとして一級品と思う。
また「この手」の映画と違うのは、殺人の目的がアメリカの「司法制度」そのものへの「復讐」というのも「目新しく」面白く、話の展開やラストに至るまで、テーマを踏まえつつ盛り上げる展開には単純に「魅せられた」

ちょっとだけ「残念」に思うのは、終始「面白く」緊迫感のある物語であったのだが、ラストでの展開は「それまで」の盛り上がりに比べると若干「物足りない」と感じた。
それまでのテーマ性に「準じた」ラストではあったと思うが、「もう一つ」欲しかった。

とはいえ、大半は十二分に楽しめたし、ラストも描き方も「欲張り」な要求なのかも知れない。
主人公二人がちょっと俳優オーラが乏しい点はあるが、非常に楽しく見れました。

6人が参考になったと評価しています。

2点 2012-04-13 ヴィルトーゾ (6008)

冒頭の彼と正体が明らかになった後では別人。フォローもなし。
性格描写が幼稚なご都合主義の作品にしか過ぎない。
そしてそのラストに極度の違和感と不完全燃焼の思い。

中盤の展開は非常に面白かったし、J・バトラーが珍しく
好演しているのはいいんだけどね。

4人が参考になったと評価しています。

4点 2013-07-07 h1039 (430)

司法制度に疑問を持ちながらも、
その司法制度を利用して復讐を果たす。
復讐しながらも相手に教える講師のような・・・

1人が参考になったと評価しています。