ｷｭｰﾌﾞﾘｯｸはこの映画で戦争の狂気を伝えます。そのために世界で始めて、最新の機械、スティデュカムという持ち歩いても手ぶれのおきないカメラを使っています。「人殺しに参加するための訓練」という狂気。「どんな汚い手を使っても、敵を殺すという相手を見る」現実。ｷｭｰﾌﾞﾘｯｸは考えたと思います。戦争の狂気をどうみんなに伝えたいか。そしてこの２つのショートストーリーを一つの映画にしたんだと思います。実際にありうる、２つの現実を見てください。ちょっと変わった戦争映画です。

私も一票！的な気持ちで書きます。白馬の王子を夢見る女性が見るべき映画。？いえいえ、おじさんだって、ミニスカートの女性に翻弄されたいと思っているんだから。この、他者依存的非日常願望はみんな持ってると思うけど。これこそ、ジェットコースタームービーだなんて思うほど展開が速い。トム君の「だいじょうぶだよ（ニコッ）」って笑う笑顔が彼らしい。いい映画に出たね。うらやましいと思っている役者さんはたくさんいると思う。

時々、無性にこの主題歌が聞きたくなる。頭ん中で音楽がリフレインする。本当にこういう問題が昔、アメリカの田舎で広がったんだって。アメリカ人の友達から聞いたことがある。これはちょっと、宗教が入っているので日本人には受け入れにくいかも。親が厳しい中学生なら共感できるかな。監督のハーバート・ロスのほかの映画も見てね。結構いい映画作ってるよ。
摩天楼はばら色にとか、グッバイガールとか。若い頃見ていい映画作る人だなーと思った。

斬新！



でも、お客様は、不満だろうなーこんな映画にしちゃって。悪ふざけの映画を見るつもりでどうぞ。