原作は大学病院の持つジレンマや政治的な部分も匂わせながらミステリとしての体裁も調えてある良作です。

映画としては「時間」と言う制約があるので描写できる部分が限られてしまいます。
その中で「何を膨らませ、何を削るのか」の工程が監督や脚本の腕の見せ所だと自分は考えます。

映画なりの伏線を加えたり白鳥のイメージを原作より現実的に変えたり〜までは良かったのですが…
後日談で★１つマイナスですね。あそこだけ竹内結子ファン向けの映像です(笑)。

ドラマは見ていませんが、キャストを見る限り田口医師の年齢設定をきちんとしないとストーリーの厚みが出ないと思います。
ココは映画でも表現できなかった原作の良さですね。


原作とは別の商業的な「何か」を感じます(苦笑)
ただ、映画としては「まぁまぁ」２時間ドラマなら「良作」といったトコロかと思います。

色々と話題なので観てみました。
いろんな意味で話題になったのもわかる気がします。

ただ、淡々と話が進んでいくので
感情移入がしにくくて始まるラヴ…

確かに良い胸ですが…ぶっちゃけ借りてまで見るほどか？と。
ストーリーも山場をおかしなところに作って壊れちゃった感じ。

ラヴで押すならラヴらしく。
生死がテーマならシビアに。

中途半端な作品だったなぁ〜って感じ。

ＣＧ満載な和風テイストアクション映画です。
…が、良くも悪くも中途半端。

キャストだけはムダに豪華です。
妻夫木聡と瑛太が好きな人は観て損は無いと思います。
「柴咲コウ好き」だけで観るとツラいかもしれません(笑)

若いカップルが一緒に観るには良いかもしれません。

知人の紹介で観ました。
ホントにこの知人の紹介はハズレが少ないッ！！
この場を借りて感謝です。

社会主義国家の人民としては国家の為に役に立つことは名誉あるお仕事。
しかし、自分の良心に反してまで国家の為に尽くすべきなのか…。

「自分は何のために生きているのか？！」
そんなことまで考えさせられる作品です。

そしてラストシーン…　善き人とは？
観る人を選ぶカモなので、チョッと辛目の★４つです。