おもしろかった！！‥けど、ちょっとモヤモヤが残る。
カーチェイス娯楽作品にシフトチェンジして万人受けを狙ったのは当たりで、
想像を絶するカーアクションの数々にはしびれる。
後半の金庫のシーンはスゴイし、ひねった作戦が楽しめた。

ただ、ちょっとモヤモヤするのは主人公たちは悪党の集団なのに、
家族や仲間の絆を強調して、悪党を倒すぜ！と正義感をふりかざすところ。
人のものを強奪し、街を破壊し、法を破りまくって、なんだかなあ‥という気持ちが残る。

ドミニクやブライアンたちは大好きなんだけど、なんだかちょっとモヤモヤするんだよな。
家族のために足を洗う。そのために悪党の金を根こそぎ強奪だ！っておかしいだろ(-_-;)

カーアクションは楽しいけれど、ストーリーはかなりイマイチ。
ヴィンがいなくなり、ポールだけになったワイルド・スピードは物足りず。
新しい相棒とのやり取りは楽しいけれど、なにしろ敵や警察が頭が悪すぎる。
改造カーで公道を走りまくるシーンが楽しめるぐらいかなあ。
でも、デヴォン青木の出演はうれしい♪

えー‥‥‥という感想。
ポールもヴィンも出てないし、舞台は日本。ワイルド・スピードという感じがしない。
しかも、レースと言っても全編ほぼドリフト。
狭い空間でのレースの映像はおもしろいけど、なんだかちょっと違う。
ハンは好きだけれど、役柄がちょっと残念なうえにあの展開（泣）
日本なだけにこんなはずないだろ！な突っ込みや配役もうーん、だったり。
やっぱりポール＆ヴィンが出てこそのワイルド・スピードだな、と思ったのでした。

TVで紹介されていて、気になって鑑賞。
おもしろいけど、ちょっと主人公に興味がわかないかなー。
悲惨な過去を抱えている割に、他人の気持ちに無関心というか、
そんな主人公にあまり魅力を感じなかった。
似たドラマの「ライ・トゥ・ミー」のほうがおもしろい。
でも、トリックではなく、観察で事件を解いていく手法はおもしろいので、
ファースト・シーズンは全部見てみようと思います。