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キーパー ある兵士の奇跡「ナチス兵」の呼称を聞くのは初耳だ。党員でもないのに、どういう意図なのか、これは頂けない。本作は普通の 元ドイツ兵の数奇な半生。部隊の9割が戦死したらしい。 ノンフィクションベースモノは大概物足りなかっ…(続きを読む)「ナチス兵」の呼称を聞くのは初耳だ。党員でもないのに、どういう意図なのか、これは頂けない。本作は普通の 元ドイツ兵の数奇な半生。部隊の9割が戦死したらしい。
ノンフィクションベースモノは大概物足りなかったりするが、ちょっと小説より奇なりで違った。 脚色もあるとは思うが、ユダヤ人の子供の持ち物とサッカーボールが伏線で、戦争に加えて主人公のトラウマを引きずる。
戦後敵国でキーパーで成功して安泰かと見れば、予期せぬ不幸に見舞われる。又、キーパー生命の危険事態にも遭遇する。
戦争を生き延びて捕虜となり、旧敵国のひょんな偶然から義理の父となる商店主がいなければ選手にもならなかった。英国からサッカーをドイツに伝えたコッホ先生の映画を思い出した。
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ジョジョ・ラビット(字幕)二次戦末期のドイツの町の10歳の軍国少年と、その周辺の人間模様である。軽いノリのヴァーチャルなヒトラーが彼には見えて、 最後まであれこれアドバイスをする。戦後のロック音楽も時折流れコミカルな中に…(続きを読む)(字幕)二次戦末期のドイツの町の10歳の軍国少年と、その周辺の人間模様である。
軽いノリのヴァーチャルなヒトラーが彼には見えて、 最後まであれこれアドバイスをする。
戦後のロック音楽も時折流れコミカルな中にも、当時の残酷なシーンもある。
父は南方戦?で不在で、あまり家にいない母は謎を秘めている。
ユダヤ人の排斥中の下、予想外の事態が発覚するのが、この映画の核心部分である。(ぽすれんのあらすじに出てるけど)
ドイツの人々が英語を喋るところから、若干リアリティを欠く気分。
こういう子供と戦争映画では、 Life is Beautiful があった。ユダヤ人 迫害が1テーマも共通。
深刻な戦争をコメディ混じりで考えられるのも、現代的な意義かもしれない。 -
イーディ、83歳 はじめての山登り最近の邦題のそのまんま、ワンパターンには呆れる。原題の婦人名が行けてないとしても、いっそ「老人と山」とか?。 副題、「決して遅すぎることはない」。ロンドン住まいの苦労人老婦人が、亡き父の思い出を果たす…(続きを読む)最近の邦題のそのまんま、ワンパターンには呆れる。原題の婦人名が行けてないとしても、いっそ「老人と山」とか?。 副題、「決して遅すぎることはない」。
ロンドン住まいの苦労人老婦人が、亡き父の思い出を果たすべく一大決心をしてスコットランドの山を目指すと言う物語。
スイルベンという山で、印象的な形をしているけど、731mである。 インヴァネスを拠点に、偶々知り合ったアウトドアショップの青年にコーチを頼んで、訓練と準備を始める。
そして、本懐の山登りとなり、予想外の意地を見せる老人力。
シンプルな展開だが、エモーショナルな音楽とスコットランド高地の自然がドローン高所映像で映える。
最後に一捻り有っても良かった。
登山をテーマにした映画では、異色の部類。今時の老人応援。★★★☆ -
パリ、嘘つきな恋「みんな立ち上がれ!」という原題。舞台はパリ。親が亡くなった際のひょんな偶然の下心から、女性とその姉の車椅子の音楽家と知り合って、同じ車椅子暮らしを装う事態になった靴販売会社の支社長。なりすます苦労で…(続きを読む)「みんな立ち上がれ!」という原題。舞台はパリ。
親が亡くなった際のひょんな偶然の下心から、女性とその姉の車椅子の音楽家と知り合って、同じ車椅子暮らしを装う事態になった靴販売会社の支社長。
なりすます苦労で、フランス風コミカルな味を発揮する。見る側としては、何時嘘がばれるかややハラハラ。
イタリアハーフでランニングと女好きで、嘘には抵抗ないらしい男。脇の医師の友人や 秘書や父親も、一通り存在感を出してる。
ルルドの泉に出かけたり、コミカル仕立てで、大笑も度々。やりすぎのようで、何処か憎めない、退屈しない。
挿入曲で 印象に残る 映画 違うね
Nothing's Gonna Stop Us Now
Come On Eileen
I Will Survive
Killing Me Softly with His Song
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