-
007 ロシアより愛をこめて デジタルリマスター・バージョンジャマイカの青い空、青い海が印象的だった第1作とは打って変わってロシア/イギリスが舞台の第2作。しかし、ダニエル・クレイグのカッコ良すぎる無敵ボンドと比べ、この頃のボンド、弱い!弱すぎる!(まぁ「人間的…(続きを読む)ジャマイカの青い空、青い海が印象的だった第1作とは打って変わって
ロシア/イギリスが舞台の第2作。
しかし、ダニエル・クレイグのカッコ良すぎる無敵ボンドと比べ、
この頃のボンド、弱い!弱すぎる!(まぁ「人間的」とも言えるが…)
本作1本だけで、何度死んでてもおかしくないような展開です。
冒頭からいきなりハニートラップ(?)的なものにひっかかり
証拠写真まで撮られ、死角ありすぎです。
これでストーリー成り立っちゃうのが牧歌的。
人間的な二枚目半ボンドが楽しめる一本です。 -
007 ドクター・ノオ デジタルリマスター・バージョン誰もが知ってる007ですが、私が初めて劇場でリアルタイムで観たのはピアース・ブロスナン期。それ以外も【オクトパシー】なんかはTV放映で観た記憶があるけど、ちゃんと観たことないな〜と思い立ち、ここいらで最初…(続きを読む)誰もが知ってる007ですが、私が初めて劇場でリアルタイムで観たのはピアース・ブロスナン期。
それ以外も【オクトパシー】なんかはTV放映で観た記憶があるけど、
ちゃんと観たことないな〜
と思い立ち、ここいらで最初から観てみようかなぁ、と
現在順番に借りて観ているところ。
さて初代ジェームズ・ボンドのショーン・コネリー、二枚目半でいいですねぇ〜。
コネリーボンドを観ていると、現在のダニエル・クレイグのボンドは
ちょいとかっこよすぎるんじゃないか…とちょっと不満に?思えてきます。
でも、息の長いシリーズだけあって、
娯楽ながらも作品ごとに時代を反映しているなぁ〜としみじみ感じますね。
シリーズ第一作目である60年代の作品ということで、
さすがに今観ると「おいおいおい…」な部分が多々ありますが
(この映画だと被ばくって軽いなーとか)
ショーン・コネリーのいやらしーい、軽薄な感じのカッコ良さ、
これぞボンドという感じです。 -
ラブ・アゲイン何ら期待せず、思い入れもなしで借りたのですが、これが思いがけぬ拾い物…!後から確認しましたがRotten Tomatoesでの高評価も納得の良作でした。冒頭15分間はどちらかというとダメ〜な感じのラブコメを予感させる…(続きを読む)何ら期待せず、思い入れもなしで借りたのですが、これが思いがけぬ拾い物…!後から確認しましたがRotten Tomatoes
での高評価も納得の良作でした。
冒頭15分間はどちらかというとダメ〜な感じのラブコメを予感させるベタな展開なのですが、中盤以降、想い・想われが複雑に交錯する登場人物間の関係に我知らずどきどきはらはらと感情移入してしまっている自分を発見。
バカバカしさも満載なのですが、何より全編通して愛が溢れてます。そこが愛しくて切なくて、好感が持てました。
特に、エマ・ストーンがライアン・ゴズリングに「お持ち帰り(?)」される場面と、ジュリアン・ムーアが「ボイラーの扱いがわからない」という嘘にかこつけて(元)夫のスティーブ・カレルにかけてきた電話を、(元)夫が物陰から見つめながら受ける場面…この二つはやられました。キュンキュンして涙出ちゃいそうだった。
ハッピーながらも嘘くさい大団円で収めてしまわない、含みを持たせたエンディングがまたいいです。
これは人生の機微の分かる大人のための、良質なラブコメです。おすすめです。 -
台北の朝、僕は恋をする他愛もない、可愛いお話でした。ちょっとした行き違いから一晩チンピラみたいなのに追っかけられて逃げ回ることになる男の子と女の子のお話。チンピラもなんだかマヌケだし、まーったく緊迫感がなく、安心して見てい…(続きを読む)他愛もない、可愛いお話でした。
ちょっとした行き違いから一晩チンピラみたいなのに追っかけられて
逃げ回ることになる男の子と女の子のお話。
チンピラもなんだかマヌケだし、
まーったく緊迫感がなく、安心して見ていられます。
ふんわりとしたドタバタナンセンスラブコメですね。
伏線だと思っていたものが、
観終わってからも結局何だかわからず
「で、あれは何だったの?」とモヤモヤする部分も
なきにしもあらずですが、
まぁどうでもいいや。そこツッコんでもしょうがないんでしょう。
水餃子が食べたくなります。
あと、書店員の女の子が、宮崎あおいをネコっぽくした感じで
超可愛かったー!!
傑作だけれど後味最悪な映画
作品としては文句なしに★★★★★だけれど、観終えてから凄まじく落ち込む映画と言えばコレ
やられたー!敗北感を味わった映画
秀逸なプロットに唸らされ、マゾヒスティックに「騙された快感」に浸る…そんなのもサスペンス映画の醍醐味の一つですよねぇ〜。
爽快なものから苦いものまでいろいろありますが、プロットにころりと騙された映画のリストです。