怪名優天津敏さんには随分と楽しませてもらいました。闇の黒猫にとっては、「仮面の忍者赤影」第1部・第2部の甲賀幻妖斎役、「水戸黄門」第5部の怪人鉄羅漢玄竜役での怪熱演が特に思い出深いです。今にして思えば、よい齢をして、テレビで「赤影」を初めて観ていた頃、極めて臆病な少年ニャンコであった当時の闇の黒猫が、天津さんの演技から、怖さとともに、「悪役を懸命に、しかし、楽しんで演じる愛すべき人柄」を、既にある程度は感じ取っていたように思います。我らが敏さんは希代の悪役名優と云えるでしょう! なお、これを申し上げるべき立場ではないのですが、敏さんファンのみなさんと、いつの日か、敏さんおよび敏さんの数多くの出演作品について、大いに楽しく語り合いたいと願っております。
【闇の黒猫の幸せ招き猫メッセージ】
誰も待ってないとは思いますけど、一応申し上げるとして、お待たせしました。闇の黒猫が幸せ招き猫メッセージ第11号をお届けします。前号は、成田三樹夫さんのページから発信させていただきました。ミッキーさんの柘植九郎太と並んで、「水戸黄門」歴代刺客中で特に強烈な印象を黒猫の心に残したのが、第5部の怪人鉄羅漢玄竜であり、演じたのは勿論、我らが天津敏さんでした。「仮面の忍者赤影」の第1部・第2部でも、また「緋牡丹博徒」シリーズ中の幾つかの作品でも、敏さんは悪の組織の首領役で大いに凄みをきかせて楽しませてくれました。悪の組織のナンバー2といった役どころの作品もあり、これも良かったです。さて、今回も、最後までお読みくださいまして有り難うございました。当メッセージを御覧くださいました皆様のお幸せをお祈り申し上げます。皆様お一人お一人に良い事がいっぱい有りますように! それでは、また、どなたかのグループのページでお目にかかりましょう! 闇の黒猫でした。