寺島しのぶさんベルリン映画祭銀熊賞おめでとうございます
ファンとしてうれしく誇らしく思います。グロいのは苦手なので「キャタピラー」を見に行くには葛藤があると思いますが。この賞がどれだけすごいか、同じ賞を受賞した女優たちの作品を並べてみました。サリー・ホーキンス(2008)−マイク・リーのレイバームービーの常連。受賞作「Happy Go Lucky」は日本で公開されず、DVD化されてもいないのが残念です。ユリア・イェンチ(2005)−いわずと知れた「白ばら」のゾフィー・ショル。その他レンタル化されていない「英国王給仕人に乾杯」などドイツ映画界の良心のような女優なのでしょう。カタリーナ・サンディノ・モレノ(2004)−「そしてひと粒のひかり」はそれほどの映画じゃないけど、第三世界出身らしい素朴で地味でマジメさを感じさせる女優。ハル・ベリー(2002)−ハリウッドを代表する黒人女優。「チョコレート」は重く心に残る映画でした。ジュリエット・ビノシュ(1997)−フランスでもっともギャラの高い女優といわれますが、受賞作「イングリッシュ・ペイシェント」のような大作より、どう考えてもギャラはほとんどないだろうと思われる作品で光ります。
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出演: レイフ・ファインズ、ジュリエット・ビノシュ、ウィレム・デフォー、クリスティン・スコット・トーマス、コリン・ファース、ナヴィーン・アンドリュース、ジュリアン・ワドハム、ユルゲン・プロホノフ、ケヴィン・ホエイトリー第二次世界大戦のさなか、撃墜された複葉機から大火傷を負って記憶を失った男が救出された。廃墟と化した修道院で従軍看護婦の手当てを受けた彼は、徐々に悲しい記憶を取り戻していく。第69回アカデミー賞で作品賞ほか9部門を制覇したロマンス大作。
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ヒトラー政権に立ち向かった21歳の女性の実話を元に映画化した感動ドラマ。ヒトラー打倒を叫ぶ“白バラ”と呼ばれたミュンヘン大学のグループのゾフィー・ショルは、仲間や人々が忘れていた良心を守り通すため勇気を持って抵抗運動を続けるが…。
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人生は、時々晴れ旧作『秘密と嘘』でカンヌ映画祭パルムドールを受賞したM・リー監督が手がける感動ドラマ。いつの間にかいたわりを忘れてしまった夫婦、共通の話題を無くしてしまった親子が、息子の病気を切っ掛けに、それぞれの問題を抱えながらも絆を取り戻していく。シリーズ:人生は、時々晴れ
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2004年度のアカデミー賞主演女優賞にノミネートされ大きな話題をさらった、カタリーナ・サンディノ・モレノ主演によるサスペンスドラマ。コロンビアの片田舎を舞台に、17歳の少女・マリアの眼を通して、コロンビアの現状を浮き彫りにする。PG-12作品。
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チョコレート旧作






