私がまだ多感であった頃、同世代の間では日本映画を馬鹿にする風潮があり、私はそんな風潮に反発、日本映画をよくみていた。洋楽好きの同級生も少なからずいたなあ。
それがいまはSNS、エコーチェンバー、分断のなかの同調圧力、共感強制力の時代となって様変わり、逆に外国(←特に米英韓以外)の映画や音楽など、自身とは異質な文化に関心をもたない人が若ければ若くなるほど多くなってしまっているような気がしてならない。昨今のヒット作やレンタル上位作、高評価レビュー作、レビュー参考数の多いものの顔ぶれみるとそんな気がしている。